【型式別】レクサス・HSの維持費と中古車価格帯 | 車の維持費のことなら【コストメーター】

HSはレクサスが2009年から2018年にかけて販売していたハイブリッドタイプの高級セダンです。

HSは3代目モデルのプリウスのプラットフォームを使用し、レクサス初のハイブリッド専用車種として登場しました。
使用されているハイブリッドシステム・電気モーター・バッテリーもプリウスと共通で、重厚感のある高級セダンで有りながら、10・15モードで23.0km/Lという高燃費を実現しています。

後発でトヨタブランドから販売されたSAIはHSの姉妹車にあたり、プラットフォームや多くの基本パーツを共用しています。

2011年により安価で燃費効率のよいCTの販売を開始したことでユーザー離れが進み、2018年に販売を終了することにはなりましたが、HSにはCTにはない高級感や重厚感があるというのも事実で、車に上質感を求めるユーザーからは安定した支持を集めています。

車名のHSはHarmonious Sedanの頭文字から取られており、レクサスブランドの上質感を損なうことなく環境にも配慮した、地球・人・上質の調和の取れた車であってほしいとの想いを込めて命名されています。

なおHSは販売開始から販売終了までフルモデルチェンジを行っていませんので、販売モデルはひとつのみとなります。

以下ではHSの型式やグレード、簡単なスペックなど基本情報を説明したあとで、型式ごとの維持費の目安、中古車価格帯を紹介していきます。

HS（2009-2018）

HSの型式はANF10型のみです。

HSの主なグレード構成は以下のとおりです。

HSのスペックは以下のとおりです。

ANF10

HSの維持費^※は年間201,275円（月あたり約16,800円）が目安となります。

※自動車税＋重量税＋車検費用＋自賠責＋燃料代の合計額

維持費の算出根拠をみる

ー 維持費の算出根拠 ー
維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

自動車税
自動車税は排気量によって異なりますが、ANF10型HSは2000〜2500ccの課税クラスに該当するため45,000円となります。
重量税
重量税は車両重量によって異なりますが、ANF10型HSは1500〜2000ccの課税クラスに該当します。
また、ANF10型HSはエコカーに認定されているため重量税が軽減され10,000円となります。
車検費用
車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を50,000円としています。
自賠責
HSは自家用乗用車に該当しますので、自賠責の金額は10,775円となります。
燃料代
年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円を前提条件として、基本情報で説明した型式ごとの使用燃料と想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

型式燃料代

ANF10 85,500円

型式	燃料代
ANF10	85,500円

ー 任意保険料について ー
任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年のHSの型式別料率クラス^※は以下のとおりとなります。

※料率クラスは1～17に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

複数の保険会社の保険料を比較したい場合は無料の一括見積もりサービスを活用しましょう。

HS（ANF10型）の中古車価格帯は以下のとおりです。