【型式別】トヨタ・SAIの維持費と中古車価格帯 | 車の維持費のことなら【コストメーター】

SAIはトヨタが2009年から2017年にかけて販売していたセダンタイプのハイブリットカーです。

トヨタの屋台骨とも言えるプリウスの上位クラスのハイブリッドセダンという位置付けで、プリウスより一回り大きなボディサイズを誇ります。
プリウスなどに比べ室内空間に余裕があり、かつクラウンなどに比べ維持費が安く環境に配慮しているイメージもあるため、タクシー車両に多く採用されています。

姉妹車としてレクサスからHSが販売されており、販売開始後注文が殺到しHSとともに納期に遅れが生じるなど、ミドルクラスのハイブリッド車としてエグゼクティブ層の支持を受けました。

SAIの名前は開発コンセプトに由来し、優れた環境性能・安全性能を有する「才」と上質感あふれる彩りの「彩」の意味から名付けられました。
アッパークラスのハイブリッドセダンにふさわしい名前といえるでしょう。

なおSAIは販売開始から販売終了までフルモデルチェンジを行っていませんので、販売モデルはひとつのみとなります。

以下ではSAIの型式やグレード、簡単なスペックなど基本情報を説明したあとで、型式ごとの維持費の目安、中古車価格帯を紹介していきます。

SAI（2009-2017）

SAIの型式はAZK10型のみです。

SAIの主なグレード構成は以下のとおりです。

SAIのスペックは以下のとおりです。

AZK10

SAIの維持費^※は年間200,775円（月あたり約16,700円）が目安となります。

※自動車税＋重量税＋車検費用＋自賠責＋燃料代の合計額

維持費の算出根拠をみる

ー 維持費の算出根拠 ー
維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

自動車税
AZK10型SAIは2000〜2500ccの課税クラスに該当しますので、45,000円となります。
重量税
AZK10型SAIは1500〜2000kgの課税クラスに該当します。
またAZK10型SAIはエコカーに認定されているため、重量税が軽減され10,000円となります。
車検費用
車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を50,000円としています。
自賠責
AZK10型SAIは自家用乗用車に該当しますので、自賠責の金額は10,775円となります。
燃料代
年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円を前提条件として、基本情報で説明した想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

型式燃料代

AZK10 85,000円

型式	燃料代
AZK10	85,000円

ー 任意保険料について ー
任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年のSAIの型式別料率クラス^※は以下のとおりとなります。

※料率クラスは1～17に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

複数の保険会社の保険料を比較したい場合は無料の一括見積もりサービスを活用しましょう。

SAI（AZK10型）の中古車価格帯は以下のとおりです。