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グランドチェロキーはクライスラー・ジープが1993年から販売しているSUVです。

グランドチェロキーは高い悪路走破性をもつスポーティなチェロキーに比べ、内外装ともに落ち着いた上質なデザインが特徴のプレミアムSUVに位置付けられる車となります。

そのためオンロード走行にも優れており、一部グレードではエアサスペンションを採用するなど乗り心地にもこだわりを持って開発されています。

なおグランドチェロキーは1999年、2005年、2011年にフルモデルチェンジを行っており、現在販売されている車両は4代目モデルとなります。(初代〜3代目モデルのグランドチェロキーは市場に出回っている中古車台数がわずかですので割愛させていただきます。)

以下ではグランドチェロキーの型式やグレード、簡単なスペックなど基本情報を説明したあとで、型式ごとの維持費の目安、中古車価格帯を紹介していきます。

4代目 WK系グランドチェロキー(2011-)

4代目 WK系グランドチェロキーの基本情報

4代目グランドチェロキーは2011年のフルモデルチェンジにより登場し、型式に共通するWKという頭文字から通称WK系と呼ばれています。

4代目 WK系グランドチェロキーの型式

4代目グランドチェロキーの型式はWK36、WK36T、WK36A、WK36TA、WK57A、WK64の6種類です。

それぞれの型式は以下のとおり排気量やサスペンションの種類、販売年式等によって区分されています。

型式 排気量 サスペンション 販売年式
WK36 3600cc コイル 2011.3-2013.10
WK36T 2013.11-
WK36A エア 2011.3-2013.10
WK36TA 2013.11-
WK57A 5700cc 2011.12-2015.6
WK64 6400cc コイル 2016.7-
WK36/WK36T/WK36A/WK36TA型グランドチェロキーはサスペンションの種類や販売時期が異なるものの排気量は同等ですので、スペック・維持費の目安・中古車価格帯の項目ではまとめて紹介します。

4代目 WK系グランドチェロキーのグレード

4代目グランドチェロキーの主なグレード構成は以下のとおりです。

グレード WK36 WK36T WK36A WK36TA WK57A WK64
標準 ラレード
上級 リミテッド リミテッド
オーバーランド
リミテッド
サミット
アウトドア オーバーランド サミット
サミット
SRT8
SRT8
トラックホーク

4代目 WK系グランドチェロキーのスペック

4代目グランドチェロキーのスペックは以下のとおりです。

項目 型式
WK36
WK36T
WK36A
WK36TA
WK57A WK64
エンジン ガソリン
排気量 3600cc 5700cc 6400cc
駆動方式 4WD
ターボ
使用燃料 レギュラー ハイオク
車両重量 2160〜2260kg 2370〜2400kg 2400〜2470kg
想定実燃費 6.5km/L 5.9km/L 4.8km/L
一部例外としてWK57A型グランドチェロキーの「SRT8」グレードの排気量は6400cc(ハイオク仕様)、WK64型グランドチェロキーの「トラックホーク」グレードの排気量は6200ccとなります。

4代目 WK系グランドチェロキーの維持費の目安

WK36/WK36T/WK36A/WK36TA

WK57A

WK64

 
4代目グランドチェロキーの維持費は型式によって異なり、年間347,775〜483,975円(月あたり約29,000〜40,300円)が目安となります。

  • WK36/WK36T/WK36A/WK36TA型グランドチェロキー
    →347,775円/年(約29,000円/月)
  • WK57A型グランドチェロキー
    →389,575円/年(約32,500円/月)
  • WK64型グランドチェロキー
    →483,975円/年(約40,300円/月)
自動車税+重量税+車検費用+自賠責+燃料代の合計額

維持費の算出根拠

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

  1. 自動車税
    自動車税は排気量によって異なります。
    WK36/WK36T/WK36A/WK36TA型グランドチェロキーは3500〜4000cc、WK57A型グランドチェロキーは4500〜6000cc、WK64型グランドチェロキーは6000cc以上の課税クラスに該当します。(例外的にWK57A型グランドチェロキーの「SRT8」グレードは6000cc以上の課税クラスとなります。)
    また自動車税制改正により2019年10月1日以降に新車登録された4代目グランドチェロキーの自動車税は減額されますが、維持費は旧税額をもとに算出しています。

    型式 新税額(2019/10/1以降) 旧税額
    WK36
    WK36T
    WK36A
    WK36TA
    65,500円 66,500円
    WK57A 88,000円
    WK64 110,000円 111,000円
  2. 重量税
    重量税は車両重量によって異なりますが、4代目グランドチェロキーはすべて同じ課税クラス(2000〜2500kg)に該当するため20,500円となります。
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を50,000円としています。
  4. 自賠責
    4代目グランドチェロキーは自家用乗用車に該当しますので、自賠責の金額は10,775円となります。
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円、ハイオク1Lあたり140円を前提条件として、基本情報で説明した型式ごとの使用燃料と想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    WK36
    WK36T
    WK36A
    WK36TA
    200,000円
    WK57A 220,300円
    WK64 291,700円

任意保険料について

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年の4代目グランドチェロキーの型式別料率クラスは以下のとおりとなります。

料率クラスは1~17に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。
補償内容 料率クラス
WK36 WK36T WK36A WK36TA WK57A WK64
対人賠償責任保険 17 10 11 11 10 11
対物賠償責任保険 10 10 12 9 7 8
搭乗者傷害保険 7 7 7 8 7 7
車両保険 13 15 15 15 17 15

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

複数の保険会社の保険料を比較したい場合は無料の一括見積もりサービスを活用しましょう。

4代目 WK系グランドチェロキーの中古車価格帯

4代目グランドチェロキーの型式別の中古車価格帯は以下のとおりです。

4代目グランドチェロキーの新車価格は公式サイトをご参照ください。
なおWK64型グランドチェロキーは市場に流通する中古車が少ないため、全年式をとおした中古車価格帯としています。
年式 中古車価格帯(車両価格)
WK36
WK36T
WK36A
WK36TA
WK57A WK64
2011年 150〜215万円
2012年 135〜235万円
2013年 150〜325万円 265〜450万円
2014年 160〜385万円
2015年 230〜385万円
2016年 270〜395万円 530〜675万円
2017年 330〜560万円
2018年 330〜535万円
2019年 410〜550万円
2020年 420〜605万円

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グランドチェロキーのライバル車

グランドチェロキーとよく比較されるライバル車としては、同社のチェロキーのほか、BMWのX5やトヨタのランドクルーザープラドなどが挙げられます。

【型式別】ジープ・チェロキーの維持費と中古車価格帯

2020年8月27日

【型式別】BMW・X5の維持費と中古車価格帯

2019年1月10日

【型式別】トヨタ・ランドクルーザープラドの維持費と中古車価格帯

2018年12月28日

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