当サイトはアフィリエイト 広告を利用しています

エブリイワゴンはスズキが1999年から販売しているワンボックスタイプの軽自動車です。

エブリイワゴンは4ナンバー貨物車のエブリイの姉妹車にあたり、荷物をたくさん積むことのできる商用車のエブリイに対し、車内の快適性を高めた乗用車のエブリイワゴンという位置付けになります。

軽自動車という限られた規格の中で最大限室内空間を確保するだけでなく、快適性も高めたエブリイワゴンは、日頃から荷物をたくさん積む人やファミリー層、福祉車両など様々なユーザーから支持を受けています。

実用性だけではなくデザインも人気の要因で、2015年には商用車のエブリイと同時にグッドデザイン賞の軽自動車部門を受賞するなど、デザイン性の高さも公式に評価されることとなりました。

エブリイは英語であらゆるという意味を持ちますが、その名のとおり日常のあらゆるシチュエーションで便利な足として使用することができる車となります。

なおエブリイワゴンは2005年、2015年にフルモデルチェンジを行っており、現在販売されている車両は3代目モデルとなります。

以下ではエブリイワゴンの型式や簡単なスペックなど基本情報を説明したあとで、型式ごとの維持費の目安、中古車価格帯を紹介していきます。

初代 D02系エブリイワゴン(1999-2005)

初代 D02系エブリイワゴンの基本情報

初代エブリイワゴンは1999年に登場し、型式の記載から通称D02系と呼ばれています。

初代 D02系エブリイワゴンの型式

初代エブリイワゴンの型式はDA52W、DA62Wの2種類です。

それぞれの型式は以下のとおり年式によって区分されています。

型式 年式
DA52W 1999.6-2001.8
DA62W 2001.9-2005.7
DA52W/DA62W型エブリイワゴンは年式が異なるものの、排気量や駆動方式は同等ですのでスペック・維持費の目安・中古車価格帯の項目ではまとめて紹介します。

初代 D02系エブリイワゴンのスペック

初代エブリイワゴンのスペックは以下のとおりです。

項目 型式
DA52W
DA62W
エンジン ガソリン
排気量 660cc
駆動方式 2WD or 4WD
ターボ 混在
使用燃料 レギュラー
想定実燃費 11.4km/L

初代 D02系エブリイワゴンの維持費の目安

DA52W/DA62W

 
初代エブリイワゴンの維持費は年間171,570円(月あたり約14,300円)が目安となります。

自動車税+重量税+車検費用+自賠責+燃料代の合計額

維持費の算出根拠

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

  1. 自動車税
    DA52W/DA62W型エブリイワゴンは軽自動車ですので660cc以下の課税クラスとなります。
    またDA52W/DA62W型エブリイワゴンはすべての年式で新車登録後13年以上が経過していますので、環境負荷の関係で自動車税が約80%増額され12,900円となります。
  2. 重量税
    軽自動車の重量税は車両重量の大小にかかわらず同じ課税クラスとなります。
    またDA52W/DA62W型エブリイワゴンはすべての年式で新車登録後13年以上が経過していますので、環境負荷の関係で重量税が約25%増額され、新車登録後18年以上が経過する場合はさらに約10%増額されますが、維持費は13年以上経過車両をもとに算出しています。

    型式 税額(13年経過) 18年経過
    DA52W
    DA62W
    4,100円 4,400円
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を30,000円としています。
  4. 自賠責
    DA52W/DA62W型エブリイワゴンは軽自動車ですので、自賠責の金額は10,570円となります。
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円を前提条件として、基本情報で説明した想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    DA52W
    DA62W
    114,000円

任意保険料について

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年の初代エブリイワゴンの型式別料率クラスは以下のとおりとなります。

料率クラスは1~3に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。
補償内容 料率クラス
DA52W DA62W
対人賠償責任保険 1 1
対物賠償責任保険 2 3
搭乗者傷害保険 2 3
車両保険 1 1

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

複数の保険会社の保険料を比較したい場合は無料の一括見積もりサービスを活用しましょう。

初代 D02系エブリイワゴンの中古車価格帯

初代エブリイワゴンの中古車価格帯は以下のとおりです。

初代エブリイワゴンは市場に流通する中古車が少ないため、全年式をとおした中古車価格帯としています。
年式 中古車価格帯(車両価格)
DA52W
DA62W
1999年

2005年
5〜65万円

2代目 D04系エブリイワゴン(2005-2015)

2代目 D04系エブリイワゴンの基本情報

2代目エブリイワゴンは2005年に登場し、型式の記載から通称D04系と呼ばれています。

2代目 D04系エブリイワゴンの型式

2代目エブリイワゴンの型式はDA64W型のみです。

2代目 D04系エブリイワゴンのスペック

2代目エブリイワゴンのスペックは以下のとおりです。

項目 型式
DA64W
エンジン ガソリン
排気量 660cc
駆動方式 2WD or 4WD
ターボ 混在
使用燃料 レギュラー
想定実燃費 12.3km/L

2代目 D04系エブリイワゴンの維持費の目安

DA64W

 
2代目エブリイワゴンの維持費は年間156,770円(月あたり約13,100円)が目安となります。

自動車税+重量税+車検費用+自賠責+燃料代の合計額

維持費の算出根拠

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

  1. 自動車税
    DA64W型エブリイワゴンは軽自動車ですので660cc以下の課税クラスとなります。
    また環境負荷の関係で新車登録後13年以上が経過したDA64W型エブリイワゴンの自動車税は約80%増額されますが、維持費は標準税額をもとに算出しています。

    型式 標準税額 13年経過
    DA64W 7,200円 12,900円
  2. 重量税
    軽自動車の重量税は車両重量の大小にかかわらず同じ課税クラスとなります。
    また環境負荷の関係で新車登録後13年以上が経過したDA64W型エブリイワゴンの重量税は約25%増額されますが、維持費は標準税額をもとに算出しています。

    型式 標準税額 13年経過
    DA64W 3,300円 4,100円
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を30,000円としています。
  4. 自賠責
    DA64W型エブリイワゴンは軽自動車ですので、自賠責の金額は10,570円となります。
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円を前提条件として、基本情報で説明した想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    DA64W 105,700円

任意保険料について

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年の2代目エブリイワゴンの型式別料率クラスは以下のとおりとなります。

料率クラスは1~3に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。
補償内容 料率クラス
DA64W
対人賠償責任保険 3
対物賠償責任保険 2
搭乗者傷害保険 3
車両保険 2

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

複数の保険会社の保険料を比較したい場合は無料の一括見積もりサービスを活用しましょう。

2代目 D04系エブリイワゴンの中古車価格帯

2代目エブリイワゴン(DA64W型)の中古車価格帯は以下のとおりです。

年式 中古車価格帯(車両価格)
DA64W
2005年 20〜115万円
2006年 15〜115万円
2007年 15〜115万円
2008年 25〜100万円
2009年 30〜110万円
2010年 30〜115万円
2011年 30〜115万円
2012年 30〜135万円
2013年 30〜140万円
2014年 30〜145万円
2015年

3代目 DA17系エブリイワゴン(2015-)

3代目 DA17系エブリイワゴンの基本情報

3代目エブリイワゴンは2015年に登場し、型式の記載から通称DA17系と呼ばれています。

3代目 DA17系エブリイワゴンの型式

3代目エブリイワゴンの型式はDA17W型のみです。

3代目 DA17系エブリイワゴンのスペック

3代目エブリイワゴンのスペックは以下のとおりです。

項目 型式
DA17W
エンジン ガソリン
排気量 660cc
駆動方式 2WD or 4WD
ターボ
使用燃料 レギュラー
想定実燃費 12.5km/L

3代目 DA17系エブリイワゴンの維持費の目安

DA17W

 
3代目エブリイワゴンの維持費は年間158,670円(月あたり約13,200円)が目安となります。

自動車税+重量税+車検費用+自賠責+燃料代の合計額

維持費の算出根拠

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

  1. 自動車税
    DA17W型エブリイワゴンは軽自動車ですので660cc以下の課税クラスとなります。
    また環境負荷の関係で2015年4月以降に販売されたDA17W型エブリイワゴンの自動車税は50%増額されますので、維持費は2015年4月以降に販売された車両をもとに算出しています。

    型式 標準税額 2015年4月以降
    DA17W 7,200円 10,800円
  2. 重量税
    軽自動車の重量税は車両重量の大小にかかわらず同じ課税クラスとなりますので、3,300円となります。
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を30,000円としています。
  4. 自賠責
    DA17W型エブリイワゴンは軽自動車ですので、自賠責の金額は10,570円となります。
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円を前提条件として、基本情報で説明した想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    DA17W 104,000円

任意保険料について

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年の3代目エブリイワゴンの型式別料率クラスは以下のとおりとなります。

料率クラスは1~3に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。
補償内容 料率クラス
DA17W
対人賠償責任保険 2
対物賠償責任保険 1
搭乗者傷害保険 2
車両保険 3

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

複数の保険会社の保険料を比較したい場合は無料の一括見積もりサービスを活用しましょう。

3代目 DA17系エブリイワゴンの中古車価格帯

3代目エブリイワゴン(DA17W型)の中古車価格帯は以下のとおりです。

3代目エブリイワゴンの新車価格は公式サイトをご参照ください。
年式 中古車価格帯(車両価格)
DA17W
2015年 65〜165万円
2016年 90〜170万円
2017年 105〜190万円
2018年 120〜255万円
2019年 120〜265万円
2020年 120〜305万円

エブリイワゴンのライバル車

エブリイワゴンと良く比較されるライバル車としては、ダイハツのアトレーワゴンやホンダのバモスなどが挙げられれます。

【型式別】ダイハツ・アトレーワゴンの維持費と中古車価格帯

2019年1月14日

【型式別】ホンダ・バモスの維持費と中古車価格帯

2018年12月17日
なお軽貨物車のエブリイの維持費や中古車価格帯については以下の記事で紹介しています。

【型式別】スズキ・エブリイの維持費と中古車価格帯

2018年12月30日

その愛車、下取りに出すつもりじゃありませんか?

車を売却する場合にまず考えるのが販売店への下取りですが、

  • 車の適性売却価格がわからない
  • 販売店の査定が妥当か判断できない
  • 交渉が苦手で販売店の提案をそのまま受けてしまう
  • といった方がほとんどのため下取りでは買取価格が安くなりがちです。

     

    ユーカーパックの愛車買取査定サービスなら、

  • 査定はユーカーパックや地域の提携業者の1回のみ
  • たくさんの業者と直接価格交渉する必要なし
  • 5000社以上の業者がオークション形式で競り合うため売却価格が高くなる
  • といったメリットがあり、交渉が苦手な方でも手間をかけずに高く愛車を売却可能です。

     

    もちろん無料のサービスとなりますので、下取りで損をしないためにも積極的に活用していきましょう。