【型式別】ホンダ・バモスの維持費と中古車価格帯 | 車の維持費のことなら【コストメーター】

バモスはホンダが1999年から2018年にかけて販売していたワンボックスタイプの軽自動車です。

バモスはかつて同社が販売していたストリートの後継車として、4ナンバー軽貨物のアクティバンをベースに5ナンバー乗用車化するかたちで開発された車です。

後席の床下にエンジンを配置したMRレイアウトを採用していることが特徴で、低床かつフラットなフロア・後席でもゆとりをもって座れる足元の空間を実現しています。

バモスという名前は1970年から1973年にかけて販売されていた軽トラックのバモスホンダでも使用されていましたが、この記事ではワンボックスタイプのバモスのみ紹介いたします。

【トラックタイプのバモスホンダ】

バモスはスペイン語で「行こう」、英語のLet’s goのニュアンスに近い言葉になり、ユーザーに新たなエンジョイをもたらすような車であってほしいという想いを込めて命名されています。

なおバモスは販売開始から販売終了までフルモデルチェンジを行っていませんので、販売モデルはひとつのみとなります。

以下ではバモスの型式や簡単なスペックなど基本情報を説明したあとで、型式ごとの維持費の目安、中古車価格帯を紹介していきます。

バモス（1999-2018）

バモスの型式はHM1、HM2、HM3、HM4の4種類です。

それぞれの型式は以下のとおりモデル名と駆動方式によって区分されています。

※HM1/HM3型バモス、HM2/HM4型バモスはモデル名が異なるものの、駆動方式は同じですのでスペック・維持費の目安の項目ではまとめて紹介します。

バモスのスペックは以下のとおりです。

HM1／HM3

HM2／HM4

バモスの維持費^※は型式によって異なり、年間149,570～159,370円（月あたり約12,500～13,300円）が目安となります。

※自動車税＋重量税＋車検費用＋自賠責＋燃料代の合計額

維持費の算出根拠をみる

ー 維持費の算出根拠 ー
維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

型式	標準税額	13年経過	2015年4月以降
HM1 HM3	7,200円	12,900円	10,800円
HM2 HM4

型式	標準税額	13年経過	18年経過
HM1 HM3	3,300円	4,100円	4,400円
HM2 HM4

型式	燃料代
HM1 HM3	98,500円
HM2 HM4	108,300円

ー 任意保険料について ー
任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年のバモスの型式別料率クラス^※は以下のとおりとなります。

※料率クラスは1～3に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

複数の保険会社の保険料を比較したい場合は無料の一括見積もりサービスを活用しましょう。

バモスの型式別の中古車価格帯は以下のとおりです。

※HM3型バモスホビオ、HM4型バモスホビオは市場に流通する中古車が少ないため、それぞれ全年式をとおした中古車価格帯としています。

バモスとよく比較されるライバル車としては、スズキのエブリイワゴンやダイハツのアトレーワゴンなどが挙げられます。

【型式別】スズキ・エブリイワゴンの維持費と中古車価格帯

【型式別】ダイハツ・アトレーワゴンの維持費と中古車価格帯