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ブーンはダイハツが2004年から販売しているハッチバックタイプのコンパクトカーです。

ブーンはダイハツが1998年から2004年にかけて販売していたストーリアの後継車として開発されました。

<先代のストーリア>


車両はトヨタと共同で開発され、互いの強みを活かすかたちで企画やマーケティングはトヨタ、設計や開発はダイハツが主導となり実施しており、トヨタからは姉妹車としてパッソが販売されています。

ブーンという名前は英語で「愉快」という意味を持ち、また小さな子供が車のことをブーンと呼ぶことに由来して、親しみを込めてみんなから愛されるスモールカーになるようにとの想いを込めて名付けられています。

なおブーンは2010年、2016年にフルモデルチェンジを行っており、現在販売中の車両は3代目モデルとなります。

以下ではブーンの型式やグレード、簡単なスペックなど基本情報を説明したあとで、型式ごとの維持費の目安、中古車価格帯を紹介していきます。

初代 M300系ブーン(2004-2010)

初代 M300系ブーンの基本情報

初代ブーンは2004年に登場し、すべての型式に用いられている頭文字が「M」かつ数字が「300台」であることから通称M300系と呼ばれています。

初代 M300系ブーンの型式

初代ブーンの型式はM300S、M310S、M312S、M301Sの4種類です。
このうちM310S型とM312S型ブーンは市場の中古車台数がわずかなためこのページでは割愛します。

M300S/M301S型ブーンのそれぞれの型式は以下のとおり排気量によって区分されています。

型式 排気量
M300S 1000cc
M301S 1300cc

初代 M300系ブーンのグレード

初代ブーンの主なグレード構成は以下のとおりです。

グレード M300S M301S
廉価 1.0CL Vパッケージ
標準 1.0CL
上級 1.0CL Fパッケージ
1.0CLリミテッド
1.3CX
1.3CX Fパッケージ
スポーツ カスタム

初代 M300系ブーンのスペック

初代ブーンのスペックは以下のとおりです。

項目 型式
M300S M301S
エンジン ガソリン
排気量 1000cc 1300cc
駆動方式 2WD
ターボ
使用燃料 レギュラー
車両重量 900kg 930〜940kg
想定実燃費 16.3km/L 14.8km/L

初代 M300系ブーンの維持費の目安

M300S

M301S

 
初代ブーンの維持費は型式によって異なり、年間178,275~191,275円(月あたり約14,900~15,900円)が目安となります。

  • M300S型ブーン
    →178,275円/年(約14,900円/月)
  • M301S型ブーン
    →191,275円/年(約15,900円/月)
自動車税+重量税+車検費用+自賠責+燃料代の合計額

維持費の算出根拠

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

  1. 自動車税
    自動車税は排気量によって異なります。
    M300S型ブーンは660〜1000cc、M301S型ブーンは1000〜1500ccの課税クラスに該当します。
    また、環境負荷の観点から新車登録後13年が経過した初代ブーンの自動車税は約15%増額されますが、維持費は標準税額をもとに算出しています。

    型式 標準税額 13年経過
    M300S 29,500円 33,900円
    M301S 34,500円 39,600円
  2. 重量税
    重量税は車両重量によって異なりますが、M300S/M301S型ブーンはすべて同じ課税クラス(500〜1000kg)に該当します。
    また環境負荷の観点から新車登録後13年が経過した初代ブーンの重量税は約40%増額されますが、維持費は標準税額をもとに算出しています。

    型式 標準税額 13年経過
    M300S 8,200円 11,400円
    M301S
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を50,000円としています。
  4. 自賠責
    初代ブーンは自家用乗用車に該当しますので、自賠責の金額は10,775円となります。
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円を前提条件として、基本情報で説明した型式ごとの使用燃料と想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    M300S 79,800円
    M301S 87,800円

任意保険料について

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年の初代ブーンの型式別料率クラスは以下のとおりとなります。

料率クラスは1~17に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。
補償内容 料率クラス
M300S M301S
対人賠償責任保険 7 9
対物賠償責任保険 8 10
搭乗者傷害保険 7 7
車両保険 5 5

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

複数の保険会社の保険料を比較したい場合は無料の一括見積もりサービスを活用しましょう。

初代 M300系ブーンの中古車価格帯

初代ブーンの型式別の中古車価格帯は以下のとおりです。

初代ブーンは市場に流通する中古車が少ないため、全年式をとおした中古車価格帯としています。
年式 中古車価格帯(車両価格)
M300S M301S
2004年

2010年
10〜45万円 5〜25万円

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2代目 M600系ブーン(2010-2016)

2代目 M600系ブーンの基本情報

2代目ブーンは2010年に登場し、すべての型式に用いられている頭文字が「M」かつ数字が「600台」であることから通称M600系と呼ばれています。

2代目 M600系ブーンの型式

2代目ブーンの型式はM600S、M610S、M601Sの3種類です。
このうちM610S型とM601S型のブーンは市場の中古車台数がわずかなためこのページでは割愛します。

2代目 M600系ブーンのグレード

2代目ブーンの主なグレード構成は以下のとおりです。

グレード M600S
2010.2-2012.5 2012.6-2016.3
標準 1.0CL CL
上級 1.0CLリミテッド CLリミテッド

2代目 M600系ブーンのスペック

2代目ブーンのスペックは以下のとおりです。

項目 型式
M600S
エンジン ガソリン
排気量 1000cc
駆動方式 2WD
ターボ
使用燃料 レギュラー
車両重量 910kg
想定実燃費 16.5km/L

2代目 M600系ブーンの維持費の目安

M600S

 
2代目ブーンの維持費は年間174,075円(月あたり約14,500円)が目安となります。

自動車税+重量税+車検費用+自賠責+燃料代の合計額

維持費の算出根拠

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

  1. 自動車税
    自動車税は排気量によって異なり、M600S型ブーンは660〜1000ccの課税クラスに該当するため29,500円となります。
  2. 重量税
    重量税は車両重量によって異なり、M600S型ブーンは500〜1000kgの課税クラスに該当します。
    またM600S型ブーンはエコカーに該当するグレードと該当しないグレードが混在していますが、維持費はエコカーに該当するグレードをもとに算出しています。

    型式 エコカー 標準税額
    M600S 5,000円 8,200円
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を50,000円としています。
  4. 自賠責
    2代目ブーンは自家用乗用車に該当しますので、自賠責の金額は10,775円となります。
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円を前提条件として、基本情報で説明した型式ごとの使用燃料と想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    M600S 78,800円

任意保険料について

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年の2代目ブーンの型式別料率クラスは以下のとおりとなります。

料率クラスは1~17に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。
補償内容 料率クラス
M600S
対人賠償責任保険 11
対物賠償責任保険 9
搭乗者傷害保険 7
車両保険 4

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

複数の保険会社の保険料を比較したい場合は無料の一括見積もりサービスを活用しましょう。

2代目 M600系ブーンの中古車価格帯

2代目ブーン(M600S型)の中古車価格帯は以下のとおりです。

M600S型ブーンは市場に流通する中古車が少ないため、全年式をとおした中古車価格帯としています。
年式 中古車価格帯(車両価格)
M600S
2010年

2016年
10〜55万円

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3代目 M700系ブーン(2016-)

3代目 M700系ブーンの基本情報

3代目ブーンは2016年に登場し、すべての型式に用いられている頭文字が「M」かつ数字が「700台」であることから通称M700系と呼ばれています。

3代目 M700系ブーンの型式

3代目ブーンの型式はM700S、M710Sの2種類です。

それぞれの型式は以下のとおり駆動方式によって区分されています。

型式 駆動方式
M700S 2WD
M710S 4WD

3代目 M700系ブーンのグレード

3代目ブーンの主なグレード構成は以下のとおりです。

なお3代目ブーンは型式によるグレード構成に違いはありませんのでまとめてご紹介いたします。

グレード M700S
M710S
2016.4-2018.9 2018.10-
標準 X
X SAII
X Lパッケージ
X Lパッケージ SAII
X Gパッケージ SAII
X
X SAIII
X Lパッケージ SAIII
X Gパッケージ SAIII
上級 シルク
シルク SAII
シルク Gパッケージ SAII
スタイル SAIII
シルク SAIII
シルク Gパッケージ SAIII

3代目 M700系ブーンのスペック

3代目ブーンのスペックは以下のとおりです。

項目 型式
M700S M710S
エンジン ガソリン
排気量 1000cc
駆動方式 2WD 4WD
ターボ
使用燃料 レギュラー
車両重量 910kg 960kg
想定実燃費 19.4km/L 17.0km/L

3代目 M700系ブーンの維持費の目安

M700S

M710S

 
3代目ブーンの維持費は型式によって異なり、年間157,775~167,275円(月あたり約13,100~13,900円)が目安となります。

  • M700S型ブーン
    →157,775円/年(約13,100円/月)
  • M710S型ブーン
    →167,275円/年(約13,900円/月)
自動車税+重量税+車検費用+自賠責+燃料代の合計額

維持費の算出根拠

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

  1. 自動車税
    自動車税は排気量によって異なりますが、3代目ブーンはすべて同じ課税クラス(660〜1000cc)に該当します。
    また自動車税制改正により2019年10月1日以降に新車登録された3代目ブーンの自動車税は減額されるため、維持費は新税額をもとに算出しています。(2019年9月30日以前に新車登録された3代目ブーンには旧税額が適用されます。)

    型式 新税額(2019/10/1以降) 旧税額
    M700S 25,000円 29,500円
    M710S
  2. 重量税
    重量税は車両重量によって異なりますが、3代目ブーンはすべて同じ課税クラス(500〜1000kg)に該当します。
    また3代目ブーンはエコカーに認定されているため重量税が軽減され、5,000円となります。
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を50,000円としています。
  4. 自賠責
    3代目ブーンは自家用乗用車に該当しますので、自賠責の金額は10,775円となります。
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円を前提条件として、基本情報で説明した型式ごとの使用燃料と想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    M700S 67,000円
    M710S 76,500円

任意保険料について

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年の3代目ブーンの型式別料率クラスは以下のとおりとなります。

料率クラスは1~17に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。
補償内容 料率クラス
M700S M710S
対人賠償責任保険 4 5
対物賠償責任保険 5 3
搭乗者傷害保険 9 7
車両保険 5 4

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

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3代目 M700系ブーンの中古車価格帯

3代目ブーンの型式別の中古車価格帯は以下のとおりです。

3代目ブーンの新車価格は公式サイトをご参照ください。
年式 中古車価格帯(車両価格)
M700S M710S
2016年 50〜100万円 70〜130万円
2017年 55〜100万円
2018年 65〜140万円 70〜140万円
2019年 70〜150万円 70〜155万円
2020年 70〜155万円 125〜185万円

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ブーンのライバル車

ブーンとよく比較されるライバル車としては姉妹車にあたるトヨタのパッソのほか、日産のマーチやマツダのデミオ、ホンダのフィットなどが挙げられます。

【型式別】トヨタ・パッソの維持費と中古車価格帯

2018年6月14日

【型式別】日産・マーチの維持費と中古車価格帯

2018年6月16日

【型式別】マツダ・デミオの維持費と中古車価格帯

2018年6月12日

【型式別】ホンダ・フィットの維持費と中古車価格帯

2018年5月31日

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