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ランドクルーザーはトヨタが1951年の試作車完成以降、現在にいたるまで販売されている大型のSUVです。

ランドクルーザーは1951年の登場以降現在に至るまで継続して販売されているトヨタで最も長い歴史をもつ車で、元々は自衛隊（当時の警察予備隊）向けに開発されたトヨタジープBJと呼ばれる車でした。

現在までの世界累計販売台数は900万台以上で、販売実績から明らかなようにランドクルーザーは世界中に多くのファンを持つ日本を代表するSUVのひとつです。

ランドクルーザーは英語で陸を意味するLandと巡洋艦を意味するCruiserを組み合わせた造語で、悪路をものともせず突き進む本格SUVらしい名前となっています。

なおランドクルーザーは販売開始以降多くのフルモデルチェンジを実施しており、モデルごとに車名が変わり、ランドクルーザー20→ランドクルーザー40→ランドクルーザー50→ランドクルーザー60→ランドクルーザー70→ランドクルーザー80→ランドクルーザー100→ランドクルーザー200という変遷をたどっています。（ランドクルーザー60以前のモデルについては市場に出回っている中古車がわずかなため割愛します。）

以下ではランドクルーザーの型式やグレード、簡単なスペックなど基本情報を説明したあとで、型式ごとの維持費の目安、中古車価格帯を紹介していきます。

ランドクルーザー60（1980-1989）

ランドクルーザー60の基本情報

ランドクルーザー60の型式

ランドクルーザー60の型式はFJ62G、FJ62V、HJ60V、HJ61Vの4種類です。

それぞれの型式は以下のとおりナンバー区分やボディサイズ、エンジンの種類によって区分されています。

型式 ナンバー区分 ボディサイズ エンジン
FJ62G 普通乗用（3ナンバー） 標準 ガソリン
FJ62V 普通貨物（1ナンバー）
HJ60V ディーゼル
HJ61V ワイド
※HJ60V/HJ61V型ランドクルーザー60はボディサイズ（車幅）が異なるものの、ナンバー区分やエンジンの種類は同じですのでスペック・維持費の目安・中古車価格帯の項目ではまとめて紹介します。

ランドクルーザー60のグレード

ランドクルーザー60の主なグレード構成は以下のとおりです。

グレード FJ62G FJ62V HJ60V HJ61V
廉価 – バン STD –
標準 バン GX バン GX
バン GX ハイルーフ
上級 ワゴン VX ハイルーフ – バン VX ハイルーフ

ランドクルーザー60のスペック

ランドクルーザー60のスペックは以下のとおりです。

項目 型式
FJ62G FJ62V HJ60V
HJ61V
ナンバー区分 普通乗用（3ナンバー） 普通貨物（1ナンバー）
エンジン ガソリン ディーゼル
排気量 4000cc
駆動方式 4WD
ターボ 無 混在
使用燃料 レギュラー 軽油
車両重量 2160kg 1910〜1920kg 2000〜2220kg
最大積載量 ー 500kg 350〜500kg
想定実燃費 4.9km/L 5.7km/L 7.2km/L

ランドクルーザー60の維持費の目安

FJ62G

FJ62V

HJ60V／HJ61V

 
ランドクルーザー60の維持費※は型式によって異なり、年間259,670～433,975円（月あたり約21,600～36,200円）が目安となります。

  • FJ62G型ランドクルーザー60
    →433,975円/年（約36,200円/月）
  • FJ62V型ランドクルーザー60
    →329,270円/年（約27,400円/月）
  • HJ60V/HJ61V型ランドクルーザー60
    →259,670円/年（約21,600円/月）
※自動車税＋重量税＋車検費用＋自賠責＋燃料代の合計額

ー 維持費の算出根拠 ー

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、普通乗用車の重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。（普通貨物車は毎年車検となります。）

  1. 自動車税
    自動車税はボディタイプによって算定方法が異なり、普通乗用車（3ナンバー）は排気量、普通貨物車（1ナンバー）は最大積載量により決定されます。
    FJ62G型ランドクルーザー60は3500〜4000cc、FJ62V/HJ60V/HJ61V型ランドクルーザー60は1000kg以下の課税クラスに該当します。
    またランドクルーザー60はすべての年式で新車登録後13年（ディーゼルエンジンについては11年）以上が経過していますので、環境負荷の観点から自動車税が増額されます。

    型式 税額（13年経過）
    FJ62G 76,400円
    FJ62V 17,600円
    HJ60V
    HJ61V
  2. 重量税
    重量税はボディタイプによって算定方法が異なり、普通乗用車（3ナンバー）は車両重量、普通貨物車（1ナンバー）は車両総重量（車両重量＋最大積載量）により決定されます。
    FJ62G型ランドクルーザー60は2000〜2500kg、FJ62V型ランドクルーザー60は2000〜2500kgの課税クラスに該当し、HJ60V/HJ61V型ランドクルーザー60はグレードにより2000〜2500kgと2500〜3000kgの課税クラスが混在しています。
    複数の課税クラスが混在するHJ60V/HJ61V型ランドクルーザー60については車両総重量が2500kgを超えるグレードをもとに維持費を算出しています。
    またランドクルーザー60はすべての年式で新車登録後18年以上が経過していますので、環境負荷の観点から重量税が増額されます。

    型式 税額（18年経過）
    FJ62G 31,500円
    FJ62V 13,200円
    HJ60V
    HJ61V    		 2500kg以下：13,200円
    2500kg超：18,900円
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を50,000円としています。
  4. 自賠責
    自賠責の金額はボディタイプによって異なります。
    FJ62G型ランドクルーザー60は自家用乗用車に該当し、FJ62V/HJ60V/HJ61V型ランドクルーザー60は普通貨物車（最大積載量2t以下）に該当します。

    型式 自賠責保険料
    FJ62G 10,775円
    FJ62V 20,370円
    HJ60V
    HJ61V
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円、軽油1Lあたり110円を前提条件として、基本情報で説明した型式ごとの使用燃料と想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    FJ62G 265,300円
    FJ62V 228,100円
    HJ60V
    HJ61V    		 152,800円

ー 任意保険料について ー

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年のランドクルーザー60の型式別料率クラス※は以下のとおりとなります。

※料率クラスは1～17に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。
なお貨物車にあたる型式については料率クラスの適用はありません。
補償内容 料率クラス
FJ62G FJ62V HJ60V HJ61V
対人賠償責任保険 13 – – –
対物賠償責任保険 9 – – –
搭乗者傷害保険 9 – – –
車両保険 1 – – –

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

複数の保険会社の保険料を比較したい場合は無料の一括見積もりサービスを活用しましょう。

ランドクルーザー60の中古車価格帯

ランドクルーザー60の型式別の中古車価格帯は以下のとおりです。

※検索システムの都合上、FJ62G/FJ62V型ランドクルーザー60はまとめてのご紹介となります。
なおランドクルーザー60は市場に流通する中古車が少ないため、全年式をとおした中古車価格帯としています。
年式 中古車価格帯（車両価格）
FJ62G
FJ62V		 HJ60V
HJ61V
1980年
〜
1989年		 220〜395万円 90〜385万円

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ランドクルーザー70（1984-2015）

ランドクルーザー70の基本情報

ランドクルーザー70の型式

ランドクルーザー70の型式は多岐にわたり、LJ71G、BJ70、BJ70V、BJ71V、BJ73V、BJ74V、PZJ70、PZJ70V、PZJ77V、PZJ77HV、HZJ70、HZJ70V、HZJ71、HZJ71V、HZJ73V、HZJ73HV、HZJ74V、HZJ74K、HZJ76V、HZJ76K、HZJ77V、HZJ77HV、GRJ76K、GRJ79Kの24種類です。

そしてこのうちLJ71G/BJ70/BJ70V/BJ71V/BJ73V/BJ74V/PZJ70/PZJ70V/PZJ77V/PZJ77HV型ランドクルーザー70は市場の中古車台数がわずかなためこのページでは割愛します。

またHZJ70/HZJ70V/HZJ71/HZJ71V/HZJ73V/HZJ73HV/HZJ74V/HZJ74K/HZJ76V/HZJ76K/HZJ77V/HZJ77HV型ランドクルーザー70は排気量や駆動方式等が同じですので、以下省略してHZJ7系と称してまとめて紹介します。

HZJ7系/GRJ76K/GRJ79K型ランドクルーザー70のそれぞれの型式は以下のとおりエンジンの種類やボディタイプなどによって区分されています。

型式 エンジン ボディタイプ
HZJ7系 ディーゼル バン
GRJ76K ガソリン
GRJ79K ピックアップトラック

ランドクルーザー70のグレード

ランドクルーザー70の主なグレード構成は以下のとおりです。

グレード HZJ7系 GRJ76K GRJ79K
廉価 STD –
標準 LX バン ピックアップ
上級 ZX –

ランドクルーザー70のスペック

ランドクルーザー70のスペックは以下のとおりです。

項目 型式
HZJ7系 GRJ76K GRJ79K
ナンバー区分 普通貨物（1ナンバー） or 小型貨物（4ナンバー） 普通貨物（1ナンバー）
エンジン ディーゼル ガソリン
排気量 4200cc 4000cc
駆動方式 4WD
ターボ 無
使用燃料 軽油 ハイオク
車両総重量 2125〜2825kg 2730kg 3095kg
最大積載量 400〜600kg 500kg 600kg
想定実燃費 8.3km/L 6.3km/L 6.9km/L

ランドクルーザー70の維持費の目安

HZJ7系

GRJ76K

GRJ79K

 
ランドクルーザー70の維持費※は型式によって異なり、年間237,570～320,870円（月あたり約19,800～26,700円）が目安となります。

  • HZJ7系ランドクルーザー70
    →237,570円/年（約19,800円/月）
  • GRJ76K型ランドクルーザー70
    →320,870円/年（約26,700円/月）
  • GRJ79K型ランドクルーザー70
    →305,670円/年（約25,500円/月）
※自動車税＋重量税＋車検費用＋自賠責＋燃料代の合計額

ー 維持費の算出根拠 ー

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、普通乗用車の重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。（普通貨物車は毎年車検となります。）

  1. 自動車税
    自動車税は最大積載量により決定されますが、すべて同じ課税クラス（1000kg以下）に該当します。
    またHZJ7系ランドクルーザー70はすべての年式で新車登録後11年以上が経過していますので、環境負荷の観点から自動車税が10%増額されます。

    型式 標準税額 11年経過
    HZJ7系 ー 17,600円
    GRJ76K 16,000円 ー
    GRJ79K
  2. 重量税
    重量税は車両総重量により決定されます。
    HZJ7系ランドクルーザー70はグレードにより2000〜2500kgと2500〜3000kgの課税クラスが混在しており、GRJ76K型ランドクルーザー70は2500〜3000kgの課税クラス、GRJ79K型ランドクルーザー70は3000〜4000kgの課税クラスに該当します。
    複数の課税クラスが混在するHZJ7系ランドクルーザー70については車両総重量が2500kgを超えるグレードをもとに維持費を算出しています。
    またHZJ7系ランドクルーザー70はすべての年式で新車登録後13年以上が経過していますので、環境負荷の観点から重量税が増額され、新車登録後18年以上が経過する一部の車両についてはさらに増額されますが、維持費は13年経過車両をもとに算出しています。

    型式 標準税額 13年経過 18年経過
    HZJ7系 ー 2500kg以下：12,300円
    2500kg超：17,100円    		 2500kg以下：13,200円
    2500kg超：18,900円
    GRJ76K 12,300円 ー ー
    GRJ79K 16,400円
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を50,000円としています。
  4. 自賠責
    自賠責の金額はボディサイズや排気量によって異なります。
    HZJ7系ランドクルーザー70はグレードにより普通貨物車（最大積載量2t以下）と小型貨物の自賠責クラスが混在しており、GRJ76K/GRJ79K型ランドクルーザー70は普通貨物車（最大積載量2t以下）に該当します。
    グレードにより複数の自賠責クラスが混在しているHZJ7系ランドクルーザー70については普通貨物車（最大積載量2t以下）の自賠責保険料をもとに維持費を算出しています。

    型式 自賠責保険料
    HZJ7系 普通貨物：20,370円
    小型貨物：15,050円
    GRJ76K 20,370円
    GRJ79K
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、軽油1Lあたり110円、ハイオク1Lあたり140円を前提条件として、基本情報で説明した型式ごとの使用燃料と想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    HZJ7系 132,500円
    GRJ76K 222,200円
    GRJ79K 202,900円

ー 任意保険料について ー

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、普通自動車の任意保険料については型式ごとの保険支払状況に基づいて損害保険料率算出機構が毎年料率クラスを算出していますが、ランドクルーザー70は貨物自動車に該当するため料率クラスの適用はありません。

したがって基本的にランドクルーザー70についてはすべての型式で保険料は一律となりますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

複数の保険会社の保険料を比較したい場合は無料の一括見積もりサービスを活用しましょう。

ランドクルーザー70の中古車価格帯

ランドクルーザー70の型式別の中古車価格帯は以下のとおりです。

※GRJ76K/GRJ79K型ランドクルーザー70は市場に流通する中古車が少ないため、全年式をとおした中古車価格帯としています。
年式 中古車価格帯（車両価格）
HZJ7系 GRJ76K GRJ79K
1984年
〜
1989年		 ー ー ー
1990年 140〜390万円
1991年
1992年
1993年 160〜495万円
1994年
1995年
1996年 180〜465万円
1997年
1998年
1999年 190〜695万円
2000年
2001年 260〜465万円
2002年
2003年 300〜495万円
2004年
2014年 ー 360〜535万円 330〜515万円
2015年

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ランドクルーザー80（1989-1997）

ランドクルーザー80の基本情報

ランドクルーザー80の型式

ランドクルーザー80の型式はFJ80G、FZJ80G、HZJ81V、HDJ81Vの4種類です。
このうちFJ80G型ランドクルーザー80は市場の中古車台数がわずかなためこのページでは割愛します。

それぞれの型式は以下のとおりナンバー区分・エンジンの種類やターボの有無によって区分されています。

型式 ナンバー区分 エンジン ターボ
FZJ80G 普通乗用（3ナンバー） ガソリン 無
HZJ81V 普通貨物（1ナンバー） ディーゼル
HDJ81V 有

ランドクルーザー80のグレード

ランドクルーザー80の主なグレード構成は以下のとおりです。

グレード FZJ80G HZJ81V HDJ81V
廉価 – バン STD –
標準 ワゴン GX バン GX
上級 ワゴン VX バン VX
最上級 ワゴン VXリミテッド バン VXリミテッド

ランドクルーザー80のスペック

ランドクルーザー80のスペックは以下のとおりです。

項目 型式
FZJ80G HZJ81V HDJ81V
ナンバー区分 普通乗用（3ナンバー） 普通貨物（1ナンバー）
エンジン ガソリン ディーゼル
排気量 4500cc 4200cc
駆動方式 4WD
ターボ 無 有
使用燃料 レギュラー 軽油
車両重量 2100〜2260kg ー
車両総重量 ー 2490〜2795kg
最大積載量 ー 350kg
想定実燃費 4.9km/L 7.3km/L 6.5km/L

ランドクルーザー80の維持費の目安

FZJ80G

HZJ81V

HDJ81V

 
ランドクルーザー80の維持費※は型式によって異なり、年間257,570～445,475円（月あたり約21,500～37,100円）が目安となります。

  • FZJ80G型ランドクルーザー80
    →445,475円/年（約37,100円/月）
  • HZJ81V型ランドクルーザー80
    →257,570円/年（約21,500円/月）
  • HDJ81V型ランドクルーザー80
    →276,070円/年（約23,000円/月）
※自動車税＋重量税＋車検費用＋自賠責＋燃料代の合計額

ー 維持費の算出根拠 ー

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、普通乗用車の重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。（普通貨物車は毎年車検となります。）

  1. 自動車税
    自動車税はボディタイプによって算定方法が異なり、普通乗用車（3ナンバー）は排気量、普通貨物車（1ナンバー）は最大積載量により決定されます。
    FZJ80G型ランドクルーザー80は4000〜4500cc、HZJ81V/HDJ81V型ランドクルーザー80は1000kg以下の課税クラスに該当します。
    またランドクルーザー80はすべての年式で新車登録後13年（ディーゼルエンジンについては11年）以上が経過していますので、環境負荷の観点から自動車税が増額されます。

    型式 税額（13年経過）
    FZJ80G 87,900円
    HZJ81V 17,600円
    HDJ81V
  2. 重量税
    重量税はボディタイプによって算定方法が異なり、普通乗用車（3ナンバー）は車両重量、普通貨物車（1ナンバー）は車両総重量により決定されます。
    FZJ80G型ランドクルーザー80は2000〜2500kgの課税クラスに該当し、HZJ81V/HDJ81V型ランドクルーザー80はグレードにより2000〜2500kgと2500〜3000kgの課税クラスが混在しています。
    複数の課税クラスが混在するHZJ81V/HDJ81V型ランドクルーザー80については車両総重量が2500kgを超えるグレードをもとに維持費を算出しています。
    またランドクルーザー80はすべての年式で新車登録後18年以上が経過していますので、環境負荷の観点から重量税が増額されます。

    型式 税額（18年経過）
    FZJ80G 31,500円
    HZJ81V 2500kg以下：13,200円
    2500kg超：18,900円
    HDJ81V
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を50,000円としています。
  4. 自賠責
    自賠責の金額はボディタイプによって異なります。
    FZJ80G型ランドクルーザー80は自家用乗用車に該当し、HZJ81V/HDJ81V型ランドクルーザー80は普通貨物車（最大積載量2t以下）に該当します。

    型式 自賠責保険料
    FZJ80G 10,775円
    HZJ81V 20,370円
    HDJ81V
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円、軽油1Lあたり110円を前提条件として、基本情報で説明した型式ごとの使用燃料と想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    FZJ80G 265,300円
    HZJ81V 150,700円
    HDJ81V 169,200円

ー 任意保険料について ー

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年のランドクルーザー80の型式別料率クラス※は以下のとおりとなります。

※料率クラスは1～17に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。
なお貨物車にあたる型式については料率クラスの適用はありません。
補償内容 料率クラス
FZJ80G HZJ81V HDJ81V
対人賠償責任保険 8 – –
対物賠償責任保険 12 – –
搭乗者傷害保険 3 – –
車両保険 5 – –

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

複数の保険会社の保険料を比較したい場合は無料の一括見積もりサービスを活用しましょう。

ランドクルーザー80の中古車価格帯

ランドクルーザー80の型式別の中古車価格帯は以下のとおりです。

※検索システムの都合上HZJ81V/HDJ81V型ランドクルーザー80はまとめてのご紹介となります。
年式 中古車価格帯（車両価格）
FZJ80G HZJ81V
HDJ81V
1989年 ー ー
1990年 80〜355万円
1991年
1992年 120〜325万円
1993年 120〜385万円
1994年 140〜395万円
1995年 135〜365万円
1996年 130〜395万円 140〜395万円
1997年 160〜385万円

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ランドクルーザー100（1998-2007）

ランドクルーザー100の基本情報

ランドクルーザー100の型式

ランドクルーザー100の型式はUZJ100W、HDJ101Kの2種類です。

それぞれの型式は以下のとおりナンバー区分・エンジンの種類によって区分されています。

型式 ナンバー区分 エンジン
UZJ100W 普通乗用（3ナンバー） ガソリン
HDJ101K 普通貨物（1ナンバー） ディーゼル

ランドクルーザー100のグレード

ランドクルーザー100の主なグレード構成は以下のとおりです。

グレード UZJ100W HDJ101K
標準 VX
上級 VXリミテッド
VXリミテッド Gセレクション
最上級 シグナス –

ランドクルーザー100のスペック

ランドクルーザー100のスペックは以下のとおりです。

項目 型式
UZJ100W HDJ101K
ナンバー区分 普通乗用（3ナンバー） 普通貨物（1ナンバー）
エンジン ガソリン ディーゼル
排気量 4700cc 4200cc
駆動方式 4WD
ターボ 無 有
使用燃料 ハイオク 軽油
車両重量 2290〜2470kg ー
車両総重量 ー 2820〜3055kg
最大積載量 ー 350kg
想定実燃費 5.4km/L 8.3km/L

ランドクルーザー100の維持費の目安

UZJ100W

HDJ101K

 
ランドクルーザー100の維持費※は型式によって異なり、年間237,570～449,775円（月あたり約19,800～37,500円）が目安となります。

  • UZJ100W型ランドクルーザー100
    →449,775円/年（約37,500円/月）
  • HDJ101K型ランドクルーザー100
    →237,570円/年（約19,800円/月）
※自動車税＋重量税＋車検費用＋自賠責＋燃料代の合計額

ー 維持費の算出根拠 ー

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、普通乗用車の重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。（普通貨物車は毎年車検となります。）

  1. 自動車税
    自動車税はボディタイプによって算定方法が異なり、普通乗用車（3ナンバー）は排気量、普通貨物車（1ナンバー）は最大積載量により決定されます。
    UZJ100W型ランドクルーザー100は4500〜6000cc、HDJ101K型ランドクルーザー100は1000kg以下の課税クラスに該当します。
    またランドクルーザー100は新車登録後すでに13年以上（ディーゼルエンジンについては11年以上）が経過していることから、環境負荷の観点から自動車税が約15%増額されます。

    型式 税額（13年経過）
    UZJ100W 101,200円
    HDJ101K 17,600円
  2. 重量税
    重量税はボディタイプによって算定方法が異なり、普通乗用車（3ナンバー）は車両重量、普通貨物車（1ナンバー）は車両総重量により決定されます。
    UZJ100W型ランドクルーザー100は2000〜2500kgの課税クラスに該当し、HDJ101K型ランドクルーザー100はグレードにより2500〜3000kgと3000〜4000kgの課税クラスが混在しています。
    複数の課税クラスが混在するHDJ101K型ランドクルーザー100については車両総重量が3000kg以下のグレードをもとに維持費を算出しています。
    またランドクルーザー100は新車登録後すでに13年以上が経過していることから、環境負荷の観点から重量税が約40%増額され、18年が経過した車両についてはさらに約10%増額されますが、維持費は13年経過車両をもとに算出しています。

    型式 税額（13年経過） 18年経過
    UZJ100W 28,500円 31,500円
    HDJ101K 3000kg以下：17,100円
    3000kg超：22,800円    		 3000kg以下：18,900円
    3000kg超：25,200円
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を50,000円としています。
  4. 自賠責
    自賠責の金額はボディタイプによって異なります。
    UZJ100W型ランドクルーザー100は自家用乗用車に該当し、HDJ101K型ランドクルーザー100は普通貨物車（最大積載量2t以下）に該当します。

    型式 自賠責保険料
    UZJ100W 10,775円
    HDJ101K 20,370円
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、ハイオク1Lあたり140円、軽油1Lあたり110円を前提条件として、基本情報で説明した型式ごとの使用燃料と想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    UZJ100W 259,300円
    HDJ101K 132,500円

ー 任意保険料について ー

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年のランドクルーザー100の型式別料率クラス※は以下のとおりとなります。

※料率クラスは1～17に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。
なお貨物車にあたる型式については料率クラスの適用はありません。
補償内容 料率クラス
UZJ100W HDJ101K
対人賠償責任保険 6 –
対物賠償責任保険 8 –
搭乗者傷害保険 3 –
車両保険 5 –

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

複数の保険会社の保険料を比較したい場合は無料の一括見積もりサービスを活用しましょう。

ランドクルーザー100の中古車価格帯

ランドクルーザー100の型式別の中古車価格帯は以下のとおりです。

年式 中古車価格帯（車両価格）
UZJ100W HDJ101K
1998年 90〜205万円 170〜265万円
1999年 85〜220万円 185〜325万円
2000年
2001年 100〜345万円 160〜385万円
2002年
2003年 140〜375万円
2004年 150〜395万円 200〜545万円
2005年 150〜350万円
2006年 130〜355万円
2007年

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ランドクルーザー200（2007-）

ランドクルーザー200の基本情報

ランドクルーザー200の型式

ランドクルーザー200の型式はUZJ200W、URJ202Wの2種類です。

それぞれの型式は以下のとおり販売時期や排気量によって区分されています。

型式 販売時期 排気量
UZJ200W 2007.9-2009.4 4700cc
URJ202W 2009.5- 4600cc

ランドクルーザー200のグレード

ランドクルーザー200の主なグレード構成は以下のとおりです。

グレード UZJ200W URJ202W
廉価 – GX
標準 AX
AX Gセレクション
上級 – ZX

ランドクルーザー200のスペック

ランドクルーザー200のスペックは以下のとおりです。

項目 型式
UZJ200W URJ202W
エンジン ガソリン
排気量 4700cc 4600cc
駆動方式 4WD
ターボ 無
使用燃料 ハイオク
車両重量 2460〜2500kg 2430〜2700kg
想定実燃費 5.8km/L 6.0km/L

ランドクルーザー200の維持費の目安

UZJ200W

URJ202W

 
ランドクルーザー200の維持費※は型式によって異なり、年間401,575～410,675円（月あたり約33,500～34,200円）が目安となります。

  • UZJ200W型ランドクルーザー200
    →410,675円/年（約34,200円/月）
  • URJ202W型ランドクルーザー200
    →401,575円/年（約33,500円/月）
※自動車税＋重量税＋車検費用＋自賠責＋燃料代の合計額

ー 維持費の算出根拠 ー

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

  1. 自動車税
    自動車税は排気量によって異なりますが、ランドクルーザー200はすべて同じ課税クラス（4500〜6000cc）に該当します。
    また自動車税制改正により2019年10月1日以降に新車登録されたURJ202W型ランドクルーザー200の自動車税は減額されるため、維持費は新税額をもとに算出しています。（2019年9月30日以前に新車登録されたURJ202W型ランドクルーザー200には旧標準税額が適用されます。）
    なお環境負荷の観点から新車登録後13年が経過したランドクルーザー200の自動車税は約15%増額されますが、UZJ200W型ランドクルーザー200の維持費は標準税額をもとに算出しています。

    型式 新税額（2019/10/1以降） 旧標準税額 13年経過
    UZJ200W – 88,000円 101,200円
    URJ202W 87,000円
  2. 重量税
    重量税は車両重量によって異なります。
    UZJ200W型ランドクルーザー200は2000〜2500kgの課税クラスに該当し、URJ202W型ランドクルーザー200はグレードにより2000〜2500kgと2500〜3000kgの課税クラスが混在しています。
    グレードにより複数の課税クラスが存在するURJ202W型ランドクルーザー200については、2500kg以下の課税クラスに該当するグレードをもとに維持費を算出しています。
    また環境負荷の観点から新車登録後13年が経過したランドクルーザー200の重量税は約40%増額されますが、維持費は標準税額をもとに算出しています。

    型式 標準税額 13年経過
    UZJ200W 20,500円 28,500円
    URJ202W 2500kg以下：20,500円
    2500kg超：24,600円    		 2500kg以下：28,500円
    2500kg超：34,200円
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を50,000円としています。
  4. 自賠責
    ランドクルーザー200は自家用乗用車に該当しますので、自賠責の金額は10,775円となります。
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、ハイオク1Lあたり140円を前提条件として、基本情報で説明した型式ごとの使用燃料と想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    UZJ200W 241,400円
    URJ202W 233,300円

ー 任意保険料について ー

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年のランドクルーザー200の型式別料率クラス※は以下のとおりとなります。

※料率クラスは1～17に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。
補償内容 料率クラス
UZJ200W URJ202W
対人賠償責任保険 10 8
対物賠償責任保険 7 9
搭乗者傷害保険 6 5
車両保険 8 17

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

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ランドクルーザー200の中古車価格帯

ランドクルーザー200の型式別の中古車価格帯は以下のとおりです。

※ランドクルーザー200の新車価格は公式サイトをご参照ください。
なお検索システムの都合上、UZJ200W/URJ202W型ランドクルーザー200はまとめてのご紹介となります。
年式 中古車価格帯（車両価格）
UZJ200W
URJ202W
2007年 200〜455万円
2008年
2009年 290〜385万円
2010年
2011年 300〜545万円
2012年
2013年 320〜595万円
2014年
2015年 420〜870万円
2016年
2017年 580〜850万円
2018年
2019年 630〜910万円
2020年

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ランドクルーザーのライバル車

ランドクルーザーとよく比較されるライバル車としては、同社のハイラックスサーフやFJクルーザー、マツダのCX-8などが挙げられます。

【型式別】トヨタ・ハイラックスサーフの維持費と中古車価格帯

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【型式別】トヨタ・FJクルーザーの維持費と中古車価格帯

2018年10月31日

【型式別】マツダ・CX-8の維持費と中古車価格帯

2020年8月25日

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