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ウイングロードは日産が1996年から2018年にかけて販売していた5ナンバーサイズのステーションワゴンです。

かつて販売されていた5ナンバーワゴンのサニーカリフォルニアとADワゴンの販売終了に伴い「若者向けのサニーカリフォルニア」と「ビジネス向けのADワゴン」の両車のストロングポイントを統合する形で開発された車がウイングロードです。

利便性を考慮した広々としたラゲッジスペースや多彩にアレンジ可能なシート機構に加え、走行性能にこだわったグレードも用意するなどただ実用的なワゴンという位置付けでもありません。

車名のウイングロードは英語で「翼」と「道」を指し、用途を選ばない多目的ワゴンとして相応しい名前といえるでしょう。

なおウイングロードは1999年、2005年にフルモデルチェンジを行っており、最終モデルは3代目モデルとなります。(初代・2代目モデルのウイングロードは市場に出回っている中古車台数がわずかですので割愛させていただきます。)

以下ではウイングロードの型式やグレード、簡単なスペックなど基本情報を説明したあとで、型式ごとの維持費の目安、中古車価格帯を紹介していきます。

3代目 Y12系ウイングロード(2005-2018)

3代目 Y12系ウイングロードの基本情報

3代目ウイングロードは2005年に登場し、型式に共通する記号から通称Y12系と呼ばれています。

3代目 Y12系ウイングロードの型式

3代目ウイングロードの型式はY12、NY12、JY12の3種類です。

それぞれの型式は以下のとおり排気量や駆動方式によって区分されています。

型式 排気量 駆動方式
Y12 1500cc 2WD
NY12 4WD
JY12 1800cc 2WD

3代目 Y12系ウイングロードのグレード

3代目ウイングロードの主なグレード構成は以下のとおりです。

グレード Y12 NY12 JY12
標準 15RS
15RSエアロ
15S
15RS FOUR
15RS FOURエアロ
15S FOUR
上級 15RX
15RXエアロ
15Mオーセンティック
15M
15RX FOUR
15RX FOURエアロ
15M FOURオーセンティック
15M FOUR
18RX
18RXエアロ
18Gオーセンティック
18G

3代目 Y12系ウイングロードのスペック

3代目ウイングロードのスペックは以下のとおりです。

項目 型式
Y12 NY12 JY12
エンジン ガソリン
排気量 1500cc 1800cc
駆動方式 2WD 4WD 2WD
ターボ
使用燃料 レギュラー
車両重量 1180〜1220kg 1270〜1300kg 1240〜1260kg
想定実燃費 13.6km/L 11.7km/L 12.3km/L

3代目 Y12系ウイングロードの維持費の目安

Y12

NY12

JY12

 
3代目ウイングロードの維持費は型式によって異なり、年間203,175~218,675円(月あたり約16,900~18,200円)が目安となります。

  • Y12型ウイングロード
    →203,175円/年(約16,900円/月)
  • NY12型ウイングロード
    →218,675円/年(約18,200円/月)
  • JY12型ウイングロード
    →218,275円/年(約18,200円/月)
自動車税+重量税+車検費用+自賠責+燃料代の合計額

維持費の算出根拠

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

  1. 自動車税
    自動車税は排気量によって異なります。
    Y12/NY12型ウイングロードは1000〜1500cc、JY12型ウイングロードは1500〜2000ccの課税クラスに該当します。
    また新車登録後13年以上が経過する一部の年式の3代目ウイングロードについては環境負荷の観点から自動車税が約15%増額されますが、維持費は標準税額をもとに算出しています。

    型式 標準税額 13年経過
    Y12 34,500円 39,600円
    NY12
    JY12 39,500円 45,400円
  2. 重量税
    重量税は車両重量によって異なりますが、3代目ウイングロードはすべて同じ課税クラス(1000〜1500kg)に該当します。
    また新車登録後13年以上が経過する一部の年式の3代目ウイングロードについては環境負荷の観点から重量税が約40%増額されますが、維持費は標準税額をもとに算出しています。

    型式 標準税額 13年経過
    Y12 12,300円 17,100円
    NY12
    JY12
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を50,000円としています。
  4. 自賠責
    3代目ウイングロードは自家用乗用車に該当しますので、自賠責の金額は10,775円となります。
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円を前提条件として、基本情報で説明した型式ごとの使用燃料と想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    Y12 95,600円
    NY12 111,100円
    JY12 105,700円

任意保険料について

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年の3代目ウイングロードの型式別料率クラスは以下のとおりとなります。

料率クラスは1~17に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。
補償内容 料率クラス
Y12 NY12 JY12
対人賠償責任保険 7 5 8
対物賠償責任保険 8 7 8
搭乗者傷害保険 8 6 4
車両保険 5 5 5

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

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3代目 Y12系ウイングロードの中古車価格帯

3代目ウイングロードの型式別の中古車価格帯は以下のとおりです。

NY12型ウイングロード、JY12型ウイングロードは市場に流通する中古車が少ないため、それぞれ全年式をとおした中古車価格帯としています。
年式 中古車価格帯(車両価格)
Y12 NY12 JY12
2005年 10〜45万円 15〜70万円 10〜45万円
2006年
2007年 10〜45万円
2008年
2009年 10〜45万円
2010年
2011年 20〜60万円
2012年
2013年 30〜65万円
2014年
2015年 25〜95万円
2016年 65〜120万円
2017年
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ウイングロードのライバル車

ウイングロードとよく比較されるライバル車としては、トヨタのカローラフィールダーやホンダのフィットシャトルなどが挙げられます。

【型式別】トヨタ・カローラフィールダーの維持費と中古車価格帯

2018年5月19日

【型式別】ホンダ・フィットシャトルの維持費と中古車価格帯

2018年6月6日

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