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ルークスは日産が2009年から販売しているスーパーハイトワゴンタイプの軽自動車です。

ルークスはスズキが販売していたパレットのOEM供給を受けるかたちで日産から販売された車で、一般的なトールワゴンよりもさらに全高を大きくとりつつ低床化を実施、さらに両側にリヤスライドドアを備えたことによる乗降性の良さと広大な室内空間が最大の特徴となります。

車名のルークス(ROOX)は、英語で室内を意味するROOMと最大を意味するMAXをかけ合わせた造語で、大きな室内空間が売りの車に相応しい名前といえるでしょう。

なおルークスは2020年にフルモデルチェンジを行っており、現在販売されている車両は2代目モデルとなります。

ルークスの販売を休止していた2014年から2020年にかけてはデイズルークスという車名で別モデルとして販売されていました。

以下ではルークスの型式や簡単なスペックなど基本情報を説明したあとで、型式ごとの維持費の目安、中古車価格帯を紹介していきます。

初代 ML21系ルークス(2009-2013)

初代 ML21系ルークスの基本情報

初代ルークスは2009年に登場し、型式の記載から通称ML21系と呼ばれています。

初代 ML21系ルークスの型式

初代ルークスの型式はML21S型のみです。

初代 ML21系ルークスのスペック

初代ルークスのスペックは以下のとおりです。

項目 型式
ML21S
エンジン ガソリン
排気量 660cc
駆動方式 2WD or 4WD
ターボ 混在
使用燃料 レギュラー
想定実燃費 15.2km/L

初代 ML21系ルークスの維持費の目安

ML21S

 
初代ルークスの維持費は年間136,570円(月あたり約11,400円)が目安となります。

自動車税+重量税+車検費用+自賠責+燃料代の合計額

維持費の算出根拠

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

  1. 自動車税
    ML21S型ルークスは軽自動車ですのですべて同じ課税クラス(〜660cc)ですので7,200円となります。
  2. 重量税
    軽自動車の重量税は車両重量の大小にかかわらず同じ課税クラスに該当するため3,300円となります。
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を30,000円としています。
  4. 自賠責
    ML21S型ルークスは軽自動車ですので、自賠責の金額は10,570円となります。
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円を前提条件として、基本情報で説明した型式ごとの使用燃料と想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    ML21S 85,500円

任意保険料について

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年の初代ルークスの型式別料率クラスは以下のとおりとなります。

料率クラスは1~3に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。
補償内容 料率クラス
ML21S
対人賠償責任保険 3
対物賠償責任保険 1
搭乗者傷害保険 3
車両保険 2

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

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初代 ML21系ルークスの中古車価格帯

初代ルークス(ML21S型)の中古車価格帯は以下のとおりです。

年式 中古車価格帯(車両価格)
ML21S
2009年 5〜75万円
2010年 5〜85万円
2011年 5〜90万円
2012年 10〜100万円
2013年 20〜95万円

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2代目 B4系ルークス(2020-)

2代目 B4系ルークスの基本情報

2代目ルークスは2020年に登場し、すべての型式に共通する記載から通称B4系と呼ばれています。

2代目 B4系ルークスの型式

2代目ルークスの型式はB44A、B45A、B47A、B48Aの4種類です。

それぞれの型式は以下のとおり駆動方式やターボの有無によって区分されています。

型式 駆動方式 ターボ
B44A 2WD
B45A
B47A 4WD
B48A
B44A/B45A型ルークス、B47A/B48A型ルークスはターボの有無が異なるものの、駆動方式は同じですのでスペック・維持費の目安の項目ではまとめて紹介します。

2代目 B4系ルークスのスペック

2代目ルークスのスペックは以下のとおりです。

項目 型式
B44A
B45A
B47A
B48A
エンジン ハイブリッド
排気量 660cc
駆動方式 2WD 4WD
ターボ 混在
使用燃料 レギュラー
想定実燃費 17.2km/L 15.4km/L

2代目 B4系ルークスの維持費の目安

B44A/B45A

B47A/B48A

 
2代目ルークスの維持費は型式によって異なり、年間129,470~139,070円(月あたり約10,800~11,600円)が目安となります。

  • B44A/B45A型ルークス
    →129,470円/年(約10,800円/月)
  • B47A/B48A型ルークス
    →139,070円/年(約11,600円/月)
自動車税+重量税+車検費用+自賠責+燃料代の合計額

維持費の算出根拠

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

  1. 自動車税
    2代目ルークスは軽自動車ですのですべて同じ課税クラス(〜660cc)で10,800円となります。
  2. 重量税
    軽自動車の重量税は車両重量の大小にかかわらず同じ課税クラスに該当します。
    またB44A型ルークスはエコカーに認定されているため重量税が軽減されますので、複数の課税クラスが混在するB44A/B45A型ルークスについてはエコカーに該当する車両をもとに維持費を算出しています。

    型式 エコカー 標準税額
    B44A 2,500円
    B45A 3,300円
    B47A
    B48A
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を30,000円としています。
  4. 自賠責
    2代目ルークスは軽自動車ですので、自賠責の金額は10,570円となります。
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円を前提条件として、基本情報で説明した型式ごとの使用燃料と想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    B44A
    B45A
    75,600円
    B47A
    B48A
    84,400円

任意保険料について

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年の2代目ルークスの型式別料率クラスは以下のとおりとなります。

料率クラスは1~3に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。
補償内容 料率クラス
B44A B45A B47A B48A
対人賠償責任保険 2 2 2 2
対物賠償責任保険 1 1 2 2
搭乗者傷害保険 2 2 2 2
車両保険 2 2 2 2

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

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2代目 B4系ルークスの中古車価格帯

2代目ルークスの型式別の中古車価格帯は以下のとおりです。

2代目ルークスの新車価格は公式サイトをご参照ください。
年式 中古車価格帯(車両価格)
B44A B45A B47A B48A
2020年 105〜205万円 155〜210万円 140〜190万円 190〜225万円

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ルークスのライバル車

ルークスとよく比較されるライバル車としては、OEMベース車両となったスズキのパレットのほか、ダイハツのタントやホンダのN-BOXなどが挙げられます。

【型式別】スズキ・パレットの維持費と中古車価格帯

2019年1月6日

【型式別】ダイハツ・タントの維持費と中古車価格帯

2018年5月30日

【型式別】ホンダ・N-BOXの維持費と中古車価格帯

2018年5月17日

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