【型式別】ホンダ・N-ONEの維持費と中古車価格帯 | 車の維持費のことなら【コストメーター】

N-ONEはホンダが2012年から販売しているトールワゴンタイプの軽自動車です。

N-ONEはホンダが展開するNシリーズの第三弾として登場した車で、シリーズではこのほかN-BOXやN-WGNなどが販売されています。

N-ONEは軽トールワゴンにカテゴライズされていますが、ライバル車のスズキのワゴンRやダイハツのムーヴに比べると若干全高が抑えられており、Nシリーズの中でモチーフとした往年の名車N360に最も近いスポーティなスタイリングとなります。

【モチーフとなったN360】

なおN-ONEは2020年にフルモデルチェンジを行っており、現在販売されている車両は2代目モデルとなります。（2代目モデルはフルモデルチェンジ直後で市場に出回る中古車両がわずかなため割愛します。）

以下ではN-ONEの型式や簡単なスペックなど基本情報を説明したあとで、型式ごとの維持費の目安、中古車価格帯を紹介していきます。

初代N-ONE（2012-2020）

初代N-ONEの型式はJG1、JG2の2種類です。

それぞれの型式は以下のとおり駆動方式によって区分されています。

型式	駆動方式
JG1	2WD
JG2	4WD

初代N-ONEのスペックは以下のとおりです。

JG1

JG2

初代N-ONEの維持費^※は型式によって異なり、年間124,170～127,170円（月あたり約10,300～10,600円）が目安となります。

※自動車税＋重量税＋車検費用＋自賠責＋燃料代の合計額

維持費の算出根拠をみる

ー 維持費の算出根拠 ー
維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

自動車税
初代N-ONEは軽自動車ですのですべて同じ課税クラス（〜660cc）です。
また環境負荷の関係で2015年4月以降に販売された初代N-ONEの自動車税は50%増額されますが、維持費は標準税額をもとに算出しています。

型式標準税額 2015年4月以降

JG1 7,200円 10,800円

JG2
重量税
軽自動車の重量税は車両重量の大小にかかわらず同じ課税クラスとなります。
また初代N-ONEはエコカーに認定されているため重量税が軽減され、2,500円となります。
車検費用
車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を30,000円としています。
自賠責
初代N-ONEは軽自動車ですので、自賠責の金額は10,570円となります。
燃料代
年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円を前提条件として、基本情報で説明した型式ごとの使用燃料と想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

型式燃料代

JG1 73,900円

JG2 76,900円

型式	標準税額	2015年4月以降
JG1	7,200円	10,800円
JG2

型式	燃料代
JG1	73,900円
JG2	76,900円

ー 任意保険料について ー
任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年の初代N-ONEの型式別料率クラス^※は以下のとおりとなります。

※料率クラスは1～3に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

複数の保険会社の保険料を比較したい場合は無料の一括見積もりサービスを活用しましょう。

初代N-ONEの型式別の中古車価格帯は以下のとおりです。