【型式別】ルノー・ルーテシアの維持費と中古車価格帯 | 車の維持費のことなら【コストメーター】

ルーテシアはルノーが1991年から販売しているハッチバックタイプのコンパクトカーです。

ルーテシアは世界中で高い需要をもつBセグメント市場に投入されているシトロエンを代表するコンパクトカーであり、世界販売台数の累計は1000万台を突破、これまでにヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを2回受賞するなど円熟した完成度の高さが世界で評価されている車となります。

なおルーテシアは1998年、2006年、2013年、2020年にフルモデルチェンジを行っており、現在販売されている車両は5代目モデルとなります。（初代〜3代目モデル、および最新モデルとなる5代目モデルのルーテシアは市場に出回っている中古車台数がわずかですので割愛させていただきます。）

以下ではルーテシアの型式やグレード、簡単なスペックなど基本情報を説明したあとで、型式ごとの維持費の目安、中古車価格帯を紹介していきます。

4代目 R5系ルーテシア（2013-2020）

4代目ルーテシアは2013年のフルモデルチェンジにより登場し、型式の記載から通称R5系と呼ばれています。

4代目ルーテシアの型式はRH4B、RH5F、RH5F1、RM5M、RM5M1の5種類です。
このうちRH4B型ルーテシアは市場の中古車台数がわずかなためこのページでは割愛します。

それぞれの型式は以下のとおり排気量やエンジンの性能（最高出力・最大トルク）、販売年式によって区分されています。

型式	排気量	最高出力	最大トルク	販売年式
RH5F	1200cc	120ps(88kW)	19.4kg・m(190N・m)	2013.9-2016.1
RH5F1	1200cc	118ps(87kW)	20.9kg・m(205N・m)	2016.2-2020.10
RM5M	1600cc	200ps(147kW)	24.5kg・m(240N・m)	2013.11-2020.10
RM5M1	1600cc	220ps(162kW)	26.5kg・m(260N・m)	2015.11-2020.10

※RH5F/RH5F1型ルーテシア、RM5M/RM5M1型ルーテシアはそれぞれエンジンの性能や販売時期が異なるものの、排気量や駆動方式は同等ですのでスペック・維持費の目安の項目ではまとめて紹介します。

4代目ルーテシアの主なグレード構成は以下のとおりです。

グレード	RH5F	RH5F1	RM5M	RM5M1
廉価	アクティフ		–	–
標準	ゼン
上級	インテンス
スポーツ	GT	–	ルノー・スポールシャシースポールルノー・スポールシャシーカップ	ルノー・スポールトロフィー

4代目ルーテシアのスペックは以下のとおりです。

RH5F／RH5F1

RM5M／RM5M1

4代目ルーテシアの維持費^※は型式によって異なり、年間210,475～235,375円（月あたり約17,500～19,600円）が目安となります。

※自動車税＋重量税＋車検費用＋自賠責＋燃料代の合計額

維持費の算出根拠をみる

ー 維持費の算出根拠 ー
維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

型式	新税額（2019/10/1以降）	旧税額
RH5F RH5F1	30,500円	34,500円
RM5M RM5M1	36,000円	39,500円

型式	燃料代
RH5F RH5F1	102,900円
RM5M RM5M1	122,800円

ー 任意保険料について ー
任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年の4代目ルーテシアの型式別料率クラス^※は以下のとおりとなります。

※料率クラスは1～17に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

複数の保険会社の保険料を比較したい場合は無料の一括見積もりサービスを活用しましょう。

4代目ルーテシアの型式別の中古車価格帯は以下のとおりです。

※RH5F1/RM5M1型ルーテシアは市場に流通する中古車が少ないため、それぞれ全年式をとおした中古車価格帯としています。