【型式別】ダイハツ・キャストの維持費と中古車価格帯 | 車の維持費のことなら【コストメーター】

キャストはダイハツが2015年から販売しているトールワゴンタイプの軽自動車です。

キャストは同社が1999年から2008年にかけて販売していたミラジーノの系譜を引き継ぐ丸目のヘッドライトが特徴的な車です。

外観的な特徴が異なる3つのグレード構成が特徴で、シティテイストの「キャストスタイル」、専用サスペンションを装備した「キャストスポーツ」、SUVテイストの「キャストアクティバ」といったユーザーのライフスタイルに合わせた異なるグレードが用意されています。

ユーザーのスタイルに合わせて選択可能なグレード構成が支持され、キャストは販売当初の目標台数5000台に対して20000台を達成するなど幅広い年齢層から人気の車となっています。

キャストの名前の由来は映画や演劇の配役を指すCastで、ユーザーのライフスタイルを彩るキャストのような車であってほしいという想いを込めて命名されています。

なおキャストは販売開始から現在までフルモデルチェンジを行っていませんので、現在販売中の車両は初代モデルとなります。

以下ではキャストの型式や簡単なスペックなど基本情報を説明したあとで、型式ごとの維持費の目安、中古車価格帯を紹介していきます。

初代キャスト（2015-）

初代キャストの型式はLA250S、LA260Sの2種類です。

それぞれの型式は以下のとおり駆動方式によって区分されています。

型式	駆動方式
LA250S	2WD
LA260S	4WD

初代キャストのスペックは以下のとおりです。

LA250S

LA260S

初代キャストの維持費^※は型式によって異なり、年間123,370～128,170円（月あたり約10,300～10,700円）が目安となります。

※自動車税＋重量税＋車検費用＋自賠責＋燃料代の合計額

維持費の算出根拠をみる

ー 維持費の算出根拠 ー
維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

自動車税
初代キャストは軽自動車ですのですべて同じ課税クラス（〜660cc）です。
また初代キャストは2015年4月以降に販売を開始した車ですので、環境負荷の関係で自動車税は50%増額され10,800円となります。
重量税
軽自動車の重量税は車両重量の大小にかかわらず同じ課税クラスとなります。
また初代キャストはエコカーに認定されているため重量税が軽減され、2,500円となります。
車検費用
車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を30,000円としています。
自賠責
初代キャストは軽自動車ですので、自賠責の金額は10,570円となります。
燃料代
年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円を前提条件として、基本情報で説明した型式ごとの使用燃料と想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

型式燃料代

LA250S 69,500円

LA260S 74,300円

型式	燃料代
LA250S	69,500円
LA260S	74,300円

ー 任意保険料について ー
任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年の初代キャストの型式別料率クラス^※は以下のとおりとなります。

※料率クラスは1～3に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

複数の保険会社の保険料を比較したい場合は無料の一括見積もりサービスを活用しましょう。

初代キャストの型式別の中古車価格帯は以下のとおりです。

※初代キャストの新車価格は公式サイトをご参照ください。