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ヤリスはトヨタが2020年から販売しているハッチバックタイプのコンパクトカーです。

ヤリスは元々国内で販売されていた「ヴィッツ」の海外販売名称として用いられており、ヴィッツのフルモデルチェンジに合わせて国内における販売名称を海外での販売名称と統一する形で国内市場に投入された車がヤリスとなります。

ただボディサイズが小さいだけのコンパクトカーではなくスポーツタイプのコンパクトカーとして、デザイン面だけではなく低重心・高剛性を追求して走りの質を高めるなど随所にトヨタの走りへのこだわりが詰め込まれた車に仕上がっています。

車名に用いられたヤリスはギリシャ神話に登場する女神カリス(Charis・・・美しさや優雅さの象徴とされる女神)に由来する造語で、トヨタで磨きあげられたスポーツデザインを詰め込んだ車にピッタリな名前といえるでしょう。

なおヤリスは販売開始から現在までフルモデルチェンジを行っていませんので、現在販売中の車両は初代モデルとなります。

以下ではヤリスの型式やグレード、簡単なスペックなど基本情報を説明したあとで、型式ごとの維持費の目安、中古車価格帯を紹介していきます。

初代ヤリス(2020-)

初代ヤリスの基本情報

初代ヤリスの型式

初代ヤリスの型式はKSP210、MXPA10、MXPA15、MXPH10、MXPH15の5種類です。

それぞれの型式は以下のとおりエンジンの種類や排気量、駆動方式によって区分されています。

型式 エンジン 排気量 駆動方式
KSP210 ガソリン 1000cc 2WD
MXPA10 1500cc
MXPA15 4WD
MXPH10 ハイブリッド 2WD
MXPH15 4WD

初代ヤリスのグレード

初代ヤリスの主なグレード構成は以下のとおりです。

グレード KSP210 MXPA10 MXPA15 MXPH10 MXPH15
廉価 X Bパッケージ
X
X ハイブリッドX
標準 G ハイブリッドG
上級 Z ハイブリッドZ

初代ヤリスのスペック

初代ヤリスのスペックは以下のとおりです。

項目 型式
KSP210 MXPA10 MXPA15 MXPH10 MXPH15
エンジン ガソリン ハイブリッド
排気量 1000cc 1500cc
駆動方式 2WD 4WD 2WD 4WD
ターボ
使用燃料 レギュラー
車両重量 940〜970kg 980〜1020kg 1100〜1130kg 1050〜1090kg 1160〜1180kg
想定実燃費 15.1km/L 16.0km/L 15.2km/L 30.4km/L 25.7km/L

初代ヤリスの維持費の目安

KSP210

MXPA10

MXPA15

MXPH10

MXPH15

 
初代ヤリスの維持費は型式によって異なり、年間141,575~189,075円(月あたり約11,800~15,800円)が目安となります。

  • KSP210型ヤリス
    →180,075円/年(約15,000円/月)
  • MXPA10型ヤリス
    →180,775円/年(約15,100円/月)
  • MXPA15型ヤリス
    →189,075円/年(約15,800円/月)
  • MXPH10型ヤリス
    →141,575円/年(約11,800円/月)
  • MXPH15型ヤリス
    →149,375円/年(約12,400円/月)
自動車税+重量税+車検費用+自賠責+燃料代の合計額

維持費の算出根拠

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

  1. 自動車税
    自動車税は排気量によって異なります。
    KSP210型ヤリスは660〜1000ccの課税クラス、MXPA10/MXPA15/MXPH10/MXPH15型ヤリスは1000〜1500ccの課税クラスに該当します。

    型式 税額
    KSP210 25,000円
    MXPA10 30,500円
    MXPA15
    MXPH10
    MXPH15
  2. 重量税
    重量税は車両重量によって異なります。
    KSP210型ヤリスは500〜1000kgの課税クラス、MXPA15/MXPH10/MXPH15型ヤリスは1000〜1500kgの課税クラスに該当し、MXPA10型ヤリスはグレードにより500〜1000kgの課税クラスと1000〜1500kgの課税クラスが混在しています。
    またハイブリッドエンジンを搭載したMXPH10/MXPH15型ヤリスはエコカーに認定されているため重量税が軽減されます。
    なおグレードにより複数の課税クラスが混在するMXPA10型ヤリスについては1000kg以下のグレードをもとに維持費を算出しています。

    型式 エコカー 標準税額
    KSP210 8,200円
    MXPA10 1000kg以下:8,200円
    1000kg超:12,300円
    MXPA15 12,300円
    MXPH10 7,500円
    MXPH15
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を50,000円としています。
  4. 自賠責
    初代ヤリスは自家用乗用車に該当しますので、自賠責の金額は10,775円となります。
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円を前提条件として、基本情報で説明した型式ごとの使用燃料と想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    KSP210 86,100円
    MXPA10 81,300円
    MXPA15 85,500円
    MXPH10 42,800円
    MXPH15 50,600円

任意保険料について

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年の初代ヤリスの型式別料率クラスは以下のとおりとなります。

料率クラスは1~17に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。
補償内容 料率クラス
KSP210 MXPA10 MXPA15 MXPH10 MXPH15
対人賠償責任保険 6 6 6 6 6
対物賠償責任保険 7 7 7 7 7
搭乗者傷害保険 7 7 7 7 7
車両保険 6 7 8 8 9

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

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初代ヤリスの中古車価格帯

初代ヤリスの型式別の中古車価格帯は以下のとおりです。

初代ヤリスの新車価格は公式サイトをご参照ください。
年式 中古車価格帯(車両価格)
KSP210 MXPA10 MXPA15 MXPH10 MXPH15
2020年 105〜185万円 125〜200万円 170〜205万円 150〜255万円 180〜240万円

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ヤリスのライバル車

ヤリスのライバル車としてよく比較される車は、マツダのMAZDA2やスズキのスイフト、ホンダのフィットなどが挙げられます。

【型式別】マツダ・MAZDA2の維持費と中古車価格帯

2020年9月15日

【型式別】スズキ・スイフトの維持費と中古車価格帯

2018年5月21日

【型式別】ホンダ・フィットの維持費と中古車価格帯

2018年5月31日
また先代となるヴィッツの維持費や中古車価格帯については以下の記事で紹介しています。

【型式別】トヨタ・ヴィッツの維持費と中古車価格帯

2018年6月10日

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