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ステラはスバルが2006年から販売しているトールワゴンタイプの軽自動車です。

「楽しい関係空間」をコンセプトに開発されたステラは、メインターゲットを女性に設定してベビーカーやチャイルドシートの乗せやすさを追求し、大きく開くドアや左右独立のスライド機構をもつリアシートなど、後席へのアクセスが抜群にいい車として登場しました。

2011年の1回目のフルモデルチェンジ以降はダイハツのムーヴのOEM供給を受けるかたちでスバルブランドのステラとして販売しています。

車名のステラ(Stella)はイタリア語で星を指し、ユーザーにとって光り輝く星のような存在であってほしいとの想いを込めて命名されています。

なおステラは2011年、2014年にフルモデルチェンジを行っており、現在販売されている車両は3代目モデルとなります。

以下ではステラの型式や簡単なスペックなど基本情報を説明したあとで、型式ごとの維持費の目安、中古車価格帯を紹介していきます。

初代 RN系ステラ(2006-2011)

初代 RN系ステラの基本情報

初代ステラは2006年に登場し、型式に共通する頭文字から通称RN系と呼ばれています。

初代 RN系ステラの型式

初代ステラの型式はRN1、RN2の2種類です。

それぞれの型式は以下のとおり駆動方式によって区分されています。

型式 駆動方式
RN1 2WD
RN2 4WD

初代 RN系ステラのスペック

初代ステラのスペックは以下のとおりです。

項目 型式
RN1 RN2
エンジン ガソリン
排気量 660cc
駆動方式 2WD 4WD
ターボ 混在
使用燃料 レギュラー
想定実燃費 16.5km/L 14.8km/L

初代 RN系ステラの維持費の目安

RN1

RN2

 
初代ステラの維持費は型式によって異なり、年間129,870~138,870円(月あたり約10,800~11,600円)が目安となります。

  • RN1型ステラ
    →129,870円/年(約10,800円/月)
  • RN2型ステラ
    →138,870円/年(約11,600円/月)
自動車税+重量税+車検費用+自賠責+燃料代の合計額

維持費の算出根拠

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

  1. 自動車税
    初代ステラは軽自動車ですのですべて同じ課税クラス(〜660cc)です。
    また新車登録後13年以上が経過した一部の年式の初代ステラは環境負荷の関係で自動車税が約80%増額されますが、維持費は標準税額をもとに算出しています。

    型式 標準税額 13年経過
    RN1 7,200円 12,900円
    RN2
  2. 重量税
    軽自動車の重量税は車両重量の大小にかかわらず同じ課税クラスとなります。
    また新車登録後13年以上が経過した一部の年式の初代ステラは環境負荷の関係で重量税が約25%増額されますが、維持費は標準税額をもとに算出しています。

    型式 標準税額 13年経過
    RN1 3,300円 4,100円
    RN2
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を30,000円としています。
  4. 自賠責
    初代ステラは軽自動車ですので、自賠責の金額は10,570円となります。
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円を前提条件として、基本情報で説明した型式ごとの使用燃料と想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    RN1 78,800円
    RN2 87,800円

任意保険料について

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年の初代ステラの型式別料率クラスは以下のとおりとなります。

料率クラスは1~3に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。
補償内容 料率クラス
RN1 RN2
対人賠償責任保険 1 2
対物賠償責任保険 2 1
搭乗者傷害保険 2 1
車両保険 1 1

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

複数の保険会社の保険料を比較したい場合は無料の一括見積もりサービスを活用しましょう。

初代 RN系ステラの中古車価格帯

初代ステラの型式別の中古車価格帯は以下のとおりです。

年式 中古車価格帯(車両価格)
RN1 RN2
2006年 5〜45万円 10〜50万円
2007年 5〜50万円 10〜45万円
2008年 5〜55万円 10〜45万円
2009年 5〜55万円 10〜55万円
2010年 5〜55万円 15〜55万円
2011年 5〜60万円 15〜65万円

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2代目 100系ステラ(2011-2014)

2代目 100系ステラの基本情報

2代目ステラは2011年に登場し、型式の記載から通称100系と呼ばれています。

2代目 100系ステラの型式

2代目ステラの型式はLA100F、LA110Fの2種類です。

それぞれの型式は以下のとおり駆動方式によって区分されています。

型式 駆動方式
LA100F 2WD
LA110F 4WD

2代目 100系ステラのスペック

2代目ステラのスペックは以下のとおりです。

項目 型式
LA100F LA110F
エンジン ガソリン
排気量 660cc
駆動方式 2WD 4WD
ターボ 混在
使用燃料 レギュラー
想定実燃費 18.0km/L 16.2km/L

2代目 100系ステラの維持費の目安

LA100F

LA110F

 
2代目ステラの維持費は型式によって異なり、年間122,470~130,470円(月あたり約10,200~10,900円)が目安となります。

  • LA100F型ステラ
    →122,470円/年(約10,200円/月)
  • LA110F型ステラ
    →130,470円/年(約10,900円/月)
自動車税+重量税+車検費用+自賠責+燃料代の合計額

維持費の算出根拠

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

  1. 自動車税
    2代目ステラは軽自動車ですのですべて同じ課税クラス(〜660cc)に該当し、7,200円となります。
  2. 重量税
    軽自動車の重量税は車両重量の大小にかかわらず同じ課税クラスとなります。
    また2代目ステラにはエコカーに該当するグレードと該当しないグレードが混在していますが、維持費はエコカーに該当するグレードをもとに算出しています。

    型式 エコカー 標準税額
    LA100F 2,500円 3,300円
    LA110F
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を30,000円としています。
  4. 自賠責
    2代目ステラは軽自動車ですので、自賠責の金額は10,570円となります。
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円を前提条件として、基本情報で説明した型式ごとの使用燃料と想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    LA100F 72,200円
    LA110F 80,200円

任意保険料について

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年の2代目ステラの型式別料率クラスは以下のとおりとなります。

料率クラスは1~3に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。
補償内容 料率クラス
LA100F LA110F
対人賠償責任保険 2 1
対物賠償責任保険 2 1
搭乗者傷害保険 1 1
車両保険 2 2

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

複数の保険会社の保険料を比較したい場合は無料の一括見積もりサービスを活用しましょう。

2代目 100系ステラの中古車価格帯

2代目ステラの型式別の中古車価格帯は以下のとおりです。

年式 中古車価格帯(車両価格)
LA100F LA110F
2011年 10〜65万円 20〜75万円
2012年 15〜70万円 20〜85万円
2013年 20〜85万円 30〜85万円
2014年 20〜95万円 40〜95万円

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3代目 150系ステラ(2014-)

3代目 150系ステラの基本情報

3代目ステラは2014年に登場し、型式の記載から通称150系と呼ばれています。

3代目 150系ステラの型式

3代目ステラの型式はLA150F、LA160Fの2種類です。

それぞれの型式は以下のとおり駆動方式によって区分されています。

型式 駆動方式
LA150F 2WD
LA160F 4WD

3代目 150系ステラのスペック

3代目ステラのスペックは以下のとおりです。

項目 型式
LA150F LA160F
エンジン ガソリン
排気量 660cc
駆動方式 2WD 4WD
ターボ 混在
使用燃料 レギュラー
想定実燃費 18.5km/L 17.4km/L

3代目 150系ステラの維持費の目安

LA150F

LA160F

 
3代目ステラの維持費は型式によって異なり、年間124,170~128,570円(月あたり約10,300~10,700円)が目安となります。

  • LA150F型ステラ
    →124,170円/年(約10,300円/月)
  • LA160F型ステラ
    →128,570円/年(約10,700円/月)
自動車税+重量税+車検費用+自賠責+燃料代の合計額

維持費の算出根拠

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

  1. 自動車税
    3代目ステラは軽自動車ですのですべて同じ課税クラス(〜660cc)に該当します。
    また、2015年4月以降に販売された3代目ステラは環境負荷の観点で自動車税が50%増額されますので、維持費は2015年以降に販売された車両をもとに算出しています。

    型式 標準税額 2015年4月以降
    LA150F 7,200円 10,800円
    LA160F
  2. 重量税
    軽自動車の重量税は車両重量の大小にかかわらず同じ課税クラスとなります。
    また3代目ステラはすべてエコカーに認定されていますので、重量税は軽減され2,500円となります。
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を30,000円としています。
  4. 自賠責
    3代目ステラは軽自動車ですので、自賠責の金額は10,570円となります。
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円を前提条件として、基本情報で説明した型式ごとの使用燃料と想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    LA150F 70,300円
    LA160F 74,700円

任意保険料について

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年の3代目ステラの型式別料率クラスは以下のとおりとなります。

料率クラスは1~3に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。
補償内容 料率クラス
LA150F LA160F
対人賠償責任保険 1 1
対物賠償責任保険 1 1
搭乗者傷害保険 2 1
車両保険 1 1

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

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3代目 150系ステラの中古車価格帯

3代目ステラの型式別の中古車価格帯は以下のとおりです。

3代目ステラの新車価格は公式サイトをご参照ください。
なおLA160F型ステラは市場に流通する中古車が少ないため、全年式をとおした中古車価格帯としています。
年式 中古車価格帯(車両価格)
LA150F LA160F
2014年 30〜110万円 60〜135万円
2015年
2016年 40〜110万円
2017年 45〜120万円
2018年 55〜130万円
2019年 80〜140万円
2020年

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ステラのライバル車

ステラとよく比較されるライバル車としては、OEMベース車両のダイハツのムーブのほか、スズキのワゴンRやホンダのライフなどが挙げられます。

【型式別】ダイハツ・ムーヴの維持費と中古車価格帯

2018年6月4日

【型式別】スズキ・ワゴンRの維持費と中古車価格帯

2018年5月24日

【型式別】ホンダ・ライフの維持費と中古車価格帯

2018年10月29日

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