【型式別】トヨタ・ピクシススペースの維持費と中古車価格帯 | 車の維持費のことなら【コストメーター】

ピクシススペースはトヨタが2011年から2017年にかけて販売していたトールワゴンタイプの軽自動車です。

ピクシススペースは近年の軽自動車の人気の高まりを背景に、トヨタのウィークポイントでもあった軽自動車市場への参入を進めるためダイハツのムーヴコンテのOEM供給を受けるかたちで市場に投入された車です。

車名のピクシスは英語で小さな妖精を意味し、これにトールワゴンの室内空間の広さを表現したスペースをサブネームとして追加しており、軽トールワゴンにピッタリな名前となっています。

なおピクシススペースは販売開始から販売終了までフルモデルチェンジを行っていませんので、販売モデルはひとつのみとなります。

以下ではピクシススペースの型式や簡単なスペックなど基本情報を説明したあとで、型式ごとの維持費の目安、中古車価格帯を紹介していきます。

ピクシススペース（2011-2017）

ピクシススペースの型式はL575A、L585Aの2種類です。

それぞれの型式は以下のとおり駆動方式によって区分されています。

型式	駆動方式
L575A	2WD
L585A	4WD

ピクシススペースのスペックは以下のとおりです。

L575A

L585A

ピクシススペースの維持費^※は型式によって異なり、年間124,970～132,370円（月あたり約10,400～11,000円）が目安となります。

※自動車税＋重量税＋車検費用＋自賠責＋燃料代の合計額

維持費の算出根拠をみる

ー 維持費の算出根拠 ー
維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

型式	標準税額	2015年4月以降
L575A	7,200円	10,800円
L585A

型式	エコカー	標準税額
L575A	2,500円	3,300円
L585A

型式	燃料代
L575A	73,900円
L585A	81,300円

ー 任意保険料について ー
任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年のピクシススペースの型式別料率クラス^※は以下のとおりとなります。

※料率クラスは1～3に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

複数の保険会社の保険料を比較したい場合は無料の一括見積もりサービスを活用しましょう。

ピクシススペースの型式別の中古車価格帯は以下のとおりです。

※L585A型ピクシススペースは市場に流通する中古車が少ないため、全年式をとおした中古車価格帯としています。

ピクシススペースとよく比較されるライバル車としては、OEMのベース車両となったダイハツのムーヴコンテのほか、スズキのアルトラパンなどが挙げられます。

【型式別】ダイハツ・ムーヴコンテの維持費と中古車価格帯

【型式別】スズキ・アルトラパンの維持費と中古車価格帯