【型式別】ダイハツ・ネイキッドの維持費と中古車価格帯 | 車の維持費のことなら【コストメーター】

ネイキッドはダイハツが1999年から2004年にかけて販売していた軽自動車です。

ネイキッドはミラをベースに露出したボルトの接合部や無骨な凹凸加工が施された鉄板剥き出しのようなデザインが施され、その特徴的なデザインから販売開始当初から高い注目を浴びました。

車名に用いられたネイキッドは、英語で裸や剥き出し状態を指し、工業的で無骨なボディデザインにぴったりの名前となっています。

なおネイキッドは販売開始から販売終了までフルモデルチェンジを行っていませんので、販売モデルはひとつのみとなります。

以下ではネイキッドの型式や簡単なスペックなど基本情報を説明したあとで、型式ごとの維持費の目安、中古車価格帯を紹介していきます。

ネイキッド（1999-2004）

ネイキッドの型式はL750S、L760Sの2種類です。

それぞれの型式は以下のとおり駆動方式によって区分されています。

型式	駆動方式
L750S	2WD
L760S	4WD

ネイキッドのスペックは以下のとおりです。

L750S

L760S

ネイキッドの維持費^※は型式によって異なり、年間153,170～156,070円（月あたり約12,800～13,000円）が目安となります。

※自動車税＋重量税＋車検費用＋自賠責＋燃料代の合計額

維持費の算出根拠をみる

ー 維持費の算出根拠 ー
維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

自動車税
ネイキッドは軽自動車ですので660cc以下の課税クラスとなります。
またネイキッドはすべての年式ですでに新車登録後13年以上が経過していますので、環境負荷の関係で自動車税が約80%増額され12,900円となります。
重量税
軽自動車の重量税は車両重量の大小にかかわらず同じ課税クラスとなります。
またネイキッドはすべての年式ですでに新車登録後13年以上が経過していますので、環境負荷の関係で重量税が約25%増額され、18年以上が経過する一部の車両はさらに約10%増額されますが、維持費は13年経過車両をもとに算出しています。

型式税額（13年経過） 18年経過

L750S 4,100円 4,400円

L760S
車検費用
車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を30,000円としています。
自賠責
ネイキッドは軽自動車ですので、自賠責の金額は10,570円となります。
燃料代
年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円を前提条件として、基本情報で説明した想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

型式燃料代

L750S 95,600円

L760S 98,500円

型式	税額（13年経過）	18年経過
L750S	4,100円	4,400円
L760S

型式	燃料代
L750S	95,600円
L760S	98,500円

ー 任意保険料について ー
任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年のネイキッドの型式別料率クラス^※は以下のとおりとなります。

※料率クラスは1～3に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

複数の保険会社の保険料を比較したい場合は無料の一括見積もりサービスを活用しましょう。

ネイキッドの型式別の中古車価格帯は以下のとおりです。

※L760S型ネイキッドは市場に流通する中古車が少ないため、全年式をとおした中古車価格帯としています。

ネイキッドとよく比較されるライバル車としては、スズキのジムニーや三菱のパジェロミニなどが挙げられます。

【型式別】スズキ・ジムニーの維持費と中古車価格帯

【型式別】三菱・パジェロミニの維持費と中古車価格帯