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MRワゴンはスズキが2001年から2016年にかけて販売していたトールワゴンタイプの軽自動車です。

スズキからは軽トールワゴンを牽引するワゴンRが販売されていますが、MRワゴンはどちらかといえば女性向きのデザインの軽トールワゴンで、一部のモデルではママワゴンというコンセプトで開発されるなど小さなお子様のいる女性をメインターゲット層に絞ったマーケティングが実施されました。

一方でグッドデザイン賞を複数回受賞するなどMRワゴンの斬新でスタイリッシュなデザインは高く評価されており、実状は男性女性を問わず広く愛される車となっています。

MRは「Magical Relax」の略語で、魔法のようにリラックスしてくつろげる車になってほしいという想いを込めて命名されており、この想いは大人4人がゆったり乗れるというコンセプトにも現れています。

なおMRワゴンは2006年、2011年にフルモデルチェンジを行っており、最終モデルは3代目モデルとなります。

以下ではMRワゴンの型式や簡単なスペックなど基本情報を説明したあとで、型式ごとの維持費の目安、中古車価格帯を紹介していきます。

初代 MF01系MRワゴン(2001-2005)

初代 MF01系MRワゴンの基本情報

初代MRワゴンは2001年に登場し、型式の記載から通称MF01系と呼ばれています。

初代 MF01系MRワゴンの型式

初代MRワゴンの型式はMF21S型のみです。

初代 MF01系MRワゴンのスペック

初代MRワゴンのスペックは以下のとおりです。

項目 型式
MF21S
エンジン ガソリン
排気量 660cc
駆動方式 2WD or 4WD
ターボ 混在
使用燃料 レギュラー
想定実燃費 13.6km/L

初代 MF01系MRワゴンの維持費の目安

MF21S

 
初代MRワゴンの維持費は年間153,170円(月あたり約12,800円)が目安となります。

自動車税+重量税+車検費用+自賠責+燃料代の合計額

維持費の算出根拠

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

  1. 自動車税
    初代MRワゴンは軽自動車ですので660cc以下の課税クラスとなります。
    また初代MRワゴンはすべての年式で新車登録後13年以上が経過していますので、環境負荷の関係で自動車税が約80%増額され12,900円となります。
  2. 重量税
    軽自動車の重量税は車両重量の大小にかかわらず同じ課税クラスとなります。
    また初代MRワゴンはすべての年式で新車登録後13年以上が経過していますので、環境負荷の関係で重量税が約25%増額され、18年以上が経過する一部の車両はさらに10%増額されますが、維持費は13年経過車両をもとに算出しています。

    型式 税金(13年経過) 18年経過
    MF21S 4,100円 4,400円
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を30,000円としています。
  4. 自賠責
    初代MRワゴンは軽自動車ですので、自賠責の金額は10,570円となります。
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円を前提条件として、基本情報で説明した想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    MF21S 95,600円

任意保険料について

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年の初代MRワゴンの型式別料率クラスは以下のとおりとなります。

料率クラスは1~3に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。
補償内容 料率クラス
MF21S
対人賠償責任保険 3
対物賠償責任保険 3
搭乗者傷害保険 1
車両保険 1

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

複数の保険会社の保険料を比較したい場合は無料の一括見積もりサービスを活用しましょう。

初代 MF01系MRワゴンの中古車価格帯

初代MRワゴン(MF21S型)の中古車価格帯は以下のとおりです。

年式 中古車価格帯(車両価格)
MF21S
2001年

2005年
5〜45万円

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2代目 MF02系MRワゴン(2006-2010)

2代目 MF02系MRワゴンの基本情報

2代目MRワゴンは2006年に登場し、型式の記載から通称MF02系と呼ばれています。

2代目 MF02系MRワゴンの型式

2代目MRワゴンの型式はMF22S型のみです。

2代目 MF02系MRワゴンのスペック

2代目MRワゴンのスペックは以下のとおりです。

項目 型式
MF22S
エンジン ガソリン
排気量 660cc
駆動方式 2WD or 4WD
ターボ 混在
使用燃料 レギュラー
想定実燃費 15.4km/L

2代目 MF02系MRワゴンの維持費の目安

MF22S

 
2代目MRワゴンの維持費は年間135,470円(月あたり約11,300円)が目安となります。

自動車税+重量税+車検費用+自賠責+燃料代の合計額

維持費の算出根拠

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

  1. 自動車税
    2代目MRワゴンは軽自動車ですので660cc以下の課税クラスとなります。
    また新車登録後13年以上が経過している一部の年式の2代目MRワゴンは環境負荷の関係で自動車税が約80%増額されますが、維持費は標準税額をもとに算出しています。

    型式 標準税額 13年経過
    MF22S 7,200円 12,900円
  2. 重量税
    軽自動車の重量税は車両重量の大小にかかわらず同じ課税クラスとなります。
    また環境負荷の関係で新車登録後13年以上が経過した2代目MRワゴンの重量税は約25%増額されますが、維持費は標準税額をもとに算出しています。

    型式 標準税額 13年経過
    MF22S 3,300円 4,100円
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を30,000円としています。
  4. 自賠責
    2代目MRワゴンは軽自動車ですので、自賠責の金額は10,570円となります。
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円を前提条件として、基本情報で説明した想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    MF22S 84,400円

任意保険料について

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年の2代目MRワゴンの型式別料率クラスは以下のとおりとなります。

料率クラスは1~3に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。
補償内容 料率クラス
MF22S
対人賠償責任保険 1
対物賠償責任保険 2
搭乗者傷害保険 3
車両保険 1

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

複数の保険会社の保険料を比較したい場合は無料の一括見積もりサービスを活用しましょう。

2代目 MF02系MRワゴンの中古車価格帯

2代目MRワゴン(MF22S型)の中古車価格帯は以下のとおりです。

年式 中古車価格帯(車両価格)
MF22S
2006年 5〜45万円
2007年 5〜45万円
2008年 5〜45万円
2009年 5〜45万円
2010年 10〜50万円

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3代目 MF03系MRワゴン(2011-2016)

3代目 MF03系MRワゴンの基本情報

3代目MRワゴンは2011年に登場し、型式の記載から通称MF03系と呼ばれています。

3代目 MF03系MRワゴンの型式

3代目MRワゴンの型式はMF33S型のみです。

3代目 MF03系MRワゴンのスペック

3代目MRワゴンのスペックは以下のとおりです。

項目 型式
MF33S
エンジン ガソリン
排気量 660cc
駆動方式 2WD or 4WD
ターボ 混在
使用燃料 レギュラー
想定実燃費 18.3km/L

3代目 MF03系MRワゴンの維持費の目安

MF33S

 
3代目MRワゴンの維持費は年間121,270円(月あたり約10,100円)が目安となります。

自動車税+重量税+車検費用+自賠責+燃料代の合計額

維持費の算出根拠

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

  1. 自動車税
    3代目MRワゴンは軽自動車ですので660cc以下の課税クラスとなります。
    また環境負荷の関係で2015年4月以降に販売された3代目MRワゴンの自動車税は50%増額されますが、維持費は標準税額をもとに算出しています。

    型式 標準税額 2015年4月以降
    MF33S 7,200円 10,800円
  2. 重量税
    軽自動車の重量税は車両重量の大小にかかわらず同じ課税クラスとなります。
    また3代目MRワゴンはエコカーに該当するグレードと該当しないグレードが混在していますが、維持費はエコカーに該当するグレードをもとに算出しています。

    型式 エコカー 標準税額
    MF33S 2,500円 3,300円
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を30,000円としています。
  4. 自賠責
    3代目MRワゴンは軽自動車ですので、自賠責の金額は10,570円となります。
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円を前提条件として、基本情報で説明した想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    MF33S 71,000円

任意保険料について

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年の3代目MRワゴンの型式別料率クラスは以下のとおりとなります。

料率クラスは1~3に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。
補償内容 料率クラス
MF33S
対人賠償責任保険 1
対物賠償責任保険 2
搭乗者傷害保険 1
車両保険 2

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

複数の保険会社の保険料を比較したい場合は無料の一括見積もりサービスを活用しましょう。

3代目 MF03系MRワゴンの中古車価格帯

3代目MRワゴン(MF33S型)の中古車価格帯は以下のとおりです。

年式 中古車価格帯(車両価格)
MF33S
2011年 15〜70万円
2012年 10〜75万円
2013年 15〜75万円
2014年 20〜85万円
2015年 50〜90万円
2016年

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MRワゴンのライバル車

MRワゴンとよく比較されるライバル車としては、OEM販売されている日産のモコやホンダのライフなどが挙げられます。

【型式別】日産・モコの維持費と中古車価格帯

2018年10月30日

【型式別】ホンダ・ライフの維持費と中古車価格帯

2018年10月29日
同じくスズキの軽トールワゴン・ワゴンRの維持費や中古車価格帯については以下の記事で紹介しています。

【型式別】スズキ・ワゴンRの維持費と中古車価格帯

2018年5月24日

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