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A3スポーツバックはアウディが2004年から販売しているハッチバックタイプのコンパクトカーです。

5ドアハッチバックとして登場したA3スポーツバックは、コンパクトカーとしての取り回しの良さや必要十分なラゲッジスペース、アウディらしい落ち着いた上質感を備えたエクステリアやインテリアなどが特徴です。

いわゆるショートワゴン的な位置付けとしてスポーツ走行も楽しめるA3スポーツバックは、コンパクトカーとステーションワゴンそれぞれの長所を活かした完成度の高い車として評価されており、手の出しやすい価格もあいまって世代を問わず安定した人気を誇る車となります。

なおA3スポーツバックは2013年にフルモデルチェンジを行っており、現在販売されている車両は2代目モデルとなります。

以下ではA3スポーツバックの型式やグレード、簡単なスペックなど基本情報を説明したあとで、型式ごとの維持費の目安、中古車価格帯を紹介していきます。

初代 8P系A3スポーツバック(2004-2013)

初代 8P系A3スポーツバックの基本情報

初代A3スポーツバックは2004年に登場し、型式に共通する頭文字から通称8P系と呼ばれています。

初代 8P系A3スポーツバックの型式

初代A3スポーツバックの型式は8PCAX、8PBSE、8PBYT、8PBZB、8PCDA、8PBLX、8PBLR、8PBVY、8PAXX、8PBWA、8PCCZF、8PBMJF、8PBUBFの13種類です。
このうち8PCCZF/8PBMJF/8PBUBF型A3スポーツバックは市場の中古車台数がわずかなためこのページでは割愛します。

それぞれの型式は以下のとおり排気量や駆動方式、エンジンの性能(最高出力・最大トルク)や年式によって区分されています。

型式 排気量 駆動方式 最高出力 最大トルク 年式
8PCAX 1400cc 2WD 125ps(92kW)/5000rpm 20.4kg・m(200N・m)/1500~4000rpm 2008.9-2013.8
8PBSE 1600cc 102ps(75kW)/5600rpm 15.1kg・m(148N・m)/3800rpm 2005.7-2008.2
8PBYT 1800cc 160ps(118kW)/5000~6200rpm 25.5kg・m(250N・m)/1500~4200rpm 2007.4-2007.7
8PBZB 2007.8-2008.8
8PCDA 160ps(118kW)/4500~6200rpm 25.5kg・m(250N・m)/1500~4500rpm 2008.9-2011.8
8PBLX 2000cc 150ps(110kW)/6000rpm 20.4kg・m(200N・m)/3500rpm 2004.10-2004.12
8PBLR 2005.1-2006.6
8PBVY 2006.7-2007.3
8PAXX 200ps(147kW)/5100~6000rpm 28.5kg・m(280N・m)/1800~5000rpm 2004.10-2006.6
8PBWA 2006.7-2007.10
※8PBYT/8PBZB/8PCDA型A3スポーツバック、8PBLX/8PBLR/8PBVY/8PAXX/8PBWA型A3スポーツバックはそれぞれエンジンの性能や年式が異なるものの、排気量や駆動方式は同等ですのでスペック・維持費の目安・中古車価格帯の項目ではまとめて紹介します。

初代 8P系A3スポーツバックのグレード

初代A3スポーツバックの主なグレード構成は以下のとおりです。

グレード 8PCAX 8PBSE 8PBYT 8PBZB 8PCDA 8PBLX 8PBLR 8PBVY 8PAXX 8PBWA
標準 スポーツバック 1.4TFSI スポーツバック アトラクション – – –
上級 – – スポーツバック 1.8TFSI スポーツバック 2.0FSI
スポーツ – – スポーツバック 2.0TFSI

初代 8P系A3スポーツバックのスペック

初代A3スポーツバックのスペックは以下のとおりです。

項目 型式
8PCAX 8PBSE 8PBYT
8PBZB
8PCDA
8PBLX
8PBLR
8PBVY
8PAXX
8PBWA
エンジン ガソリン
排気量 1400cc 1600cc 1800cc 2000cc
駆動方式 2WD
ターボ 有 無 有 混在
使用燃料 ハイオク
車両重量 1380kg 1360kg 1460kg 1390〜1470kg
想定実燃費 12.3km/L 11.6km/L 11.2km/L 10.4km/L

初代 8P系A3スポーツバックの維持費の目安

8PCAX

8PBSE

8PBYT/8PBZB/8PCDA

8PBLX/8PBLR/8PBVY/8PAXX/8PBWA

 
初代A3スポーツバックの維持費※は型式によって異なり、年間221,375~247,175円(月あたり約18,400~20,600円)が目安となります。

  • 8PCAX型A3スポーツバック
    →221,375円/年(約18,400円/月)
  • 8PBSE型A3スポーツバック
    →233,275円/年(約19,400円/月)
  • 8PBYT/8PBZB/8PCDA型A3スポーツバック
    →237,575円/年(約19,800円/月)
  • 8PBLX/8PBLR/8PBVY/8PAXX/8PBWA型A3スポーツバック
    →247,175円/年(約20,600円/月)
※自動車税+重量税+車検費用+自賠責+燃料代の合計額

ー 維持費の算出根拠 ー

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

  1. 自動車税
    自動車税は排気量によって異なります。
    8PCAX型A3スポーツバックは1000〜1500cc、8PBSE/8PBYT/8PBZB/8PCDA/8PBLX/8PBLR/8PBVY/8PAXX/8PBWA型A3スポーツバックは1500〜2000ccの課税クラスに該当します。
    また、環境負荷の観点から新車登録後13年が経過した初代A3スポーツバックの自動車税は約15%増額されますが、維持費は標準税額をもとに算出しています。

    型式 標準税額 13年経過
    8PCAX 34,500円 39,600円
    8PBSE 39,500円 45,400円
    8PBYT
    8PBZB
    8PCDA
    8PBLX
    8PBLR
    8PBVY
    8PAXX
    8PBWA
  2. 重量税
    重量税は車両重量によって異なります。
    8PCAX/8PBSE/8PBYT/8PBZB/8PCDA/8PBLX/8PBLR/8PBVY/8PAXX/8PBWA型A3スポーツバックは1000〜1500kgの課税クラスに該当します。
    また環境負荷の観点から新車登録後13年が経過した初代A3スポーツバックの重量税は約40%増額されますが、維持費は標準税額をもとに算出しています。

    型式 標準税額 13年経過
    8PCAX 12,300円 17,100円
    8PBSE
    8PBYT
    8PBZB
    8PCDA
    8PBLX
    8PBLR
    8PBVY
    8PAXX
    8PBWA
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を50,000円としています。
  4. 自賠責
    初代A3スポーツバックは自家用乗用車に該当しますので、自賠責の金額は10,775円となります。
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、ハイオク1Lあたり140円を前提条件として、基本情報で説明した型式ごとの使用燃料と想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    8PCAX 113,800円
    8PBSE 120,700円
    8PBYT
    8PBZB
    8PCDA
    125,000円
    8PBLX
    8PBLR
    8PBVY
    8PAXX
    8PBWA
    134,600円

ー 任意保険料について ー

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年の初代A3スポーツバックの型式別料率クラス※は以下のとおりとなります。

※料率クラスは1~17に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。
補償内容 料率クラス
8PCAX 8PBSE 8PBYT 8PBZB 8PCDA 8PBLX 8PBLR 8PBVY 8PAXX 8PBWA
対人賠償責任保険 9 11 7 7 5 7 7 11 7 7
対物賠償責任保険 8 7 7 9 5 8 9 8 6 7
搭乗者傷害保険 7 7 7 7 7 7 7 9 7 7
車両保険 11 8 11 11 9 9 11 7 8 9

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

複数の保険会社の保険料を比較したい場合は無料の一括見積もりサービスを活用しましょう。

初代 8P系A3スポーツバックの中古車価格帯

初代A3スポーツバックの型式別の中古車価格帯は以下のとおりです。

※8PBSE型A3スポーツバック、8PBYT/8PBZB/8PCDA型A3スポーツバック、8PBLX/8PBLR/8PBVY/8PAXX/8PBWA型A3スポーツバックは市場に流通する中古車が少ないため、それぞれ全年式をとおした中古車価格帯としています。
年式 中古車価格帯(車両価格)
8PCAX 8PBSE 8PBYT
8PBZB
8PCDA
8PBLX
8PBLR
8PBVY
8PAXX
8PBWA
2004年 ー ー ー 10〜55万円
2005年 20〜60万円
2006年
2007年 25〜95万円
2008年 30〜80万円 ー
2009年 ー
2010年 50〜95万円
2011年 55〜115万円 ー
2012年 50〜130万円
2013年 70〜115万円

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2代目 8V系A3スポーツバック(2013-)

2代目 8V系A3スポーツバックの基本情報

2代目A3スポーツバックは2013年に登場し、型式に共通する頭文字から通称8V系と呼ばれています。

2代目 8V系A3スポーツバックの型式

2代目A3スポーツバックの型式は8VCXS、8VCPT、8VCJSF、8VCZPF、8VCUKの5種類です。
このうち8VCZPF/8VCUK型A3スポーツバックは市場の中古車台数がわずかなためこのページでは割愛します。

それぞれの型式は以下のとおりエンジンの種類や排気量、エンジンの性能(最高出力・最大トルク)によって区分されています。

型式 エンジン 排気量 最高出力 最大トルク
8VCXS ガソリン 1400cc 122ps(90kW)/5000~6000rpm 20.4kg・m(200N・m)/1400~4000rpm
8VCPT 140ps(103kW)/4500~6000rpm 25.5kg・m(250N・m)/1500~3500rpm
8VCJSF 1800cc 180ps(132kW)/4500~6200rpm 28.6kg・m(280N・m)/1350~4500rpm
※8VCXS/8VCPT型A3スポーツバックはエンジンの性能が異なるものの、エンジンの種類や排気量は同等ですのでスペック・維持費の目安の項目ではまとめて紹介します。

2代目 8V系A3スポーツバックのグレード

2代目A3スポーツバックの主なグレード構成は以下のとおりです。

グレード 8VCXS 8VCPT 8VCJSF
標準 スポーツバック 1.4TFSI
スポーツバック 30TFSI
– –
上級 スポーツバック 1.4TFSIスポーツ
スポーツバック 30TFSIスポーツ
スポーツバック 1.4TFSIシリンダーオンデマンド
スポーツ – – スポーツバック 1.8TFSIクワトロ

2代目 8V系A3スポーツバックのスペック

2代目A3スポーツバックのスペックは以下のとおりです。

項目 型式
8VCXS
8VCPT
8VCJSF
エンジン ガソリン
排気量 1400cc 1800cc
駆動方式 2WD 4WD
ターボ 有
使用燃料 ハイオク
車両重量 1320〜1330kg 1460kg
想定実燃費 14.7km/L 10.4km/L

2代目 8V系A3スポーツバックの維持費の目安

8VCXS/8VCPT

8VCJSF

 
2代目A3スポーツバックの維持費※は型式によって異なり、年間197,975~247,175円(月あたり約16,500~20,600円)が目安となります。

  • 8VCXS/8VCPT型A3スポーツバック
    →197,975円/年(約16,500円/月)
  • 8VCJSF型A3スポーツバック
    →247,175円/年(約20,600円/月)
※自動車税+重量税+車検費用+自賠責+燃料代の合計額

ー 維持費の算出根拠 ー

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

  1. 自動車税
    自動車税は排気量によって異なります。
    8VCXS/8VCPT型A3スポーツバックは1000〜1500cc、8VCJSF型A3スポーツバックは1500〜2000ccの課税クラスに該当します。
    また自動車税制改正により2019年10月1日以降に新車登録された2代目A3スポーツバックの自動車税は減額されますが、維持費は旧税額をもとに算出しています。

    型式 新税額(2019/10/1以降) 旧税額
    8VCXS
    8VCPT
    30,500円 34,500円
    8VCJSF 36,000円 39,500円
  2. 重量税
    重量税は車両重量によって異なります。
    8VCXS/8VCPT/8VCJSF型A3スポーツバックは1000〜1500kgの課税クラスに該当します。
    また8VCXS/8VCPT型A3スポーツバックはエコカーに該当するため重量税が軽減されます。

    型式 エコカー 標準税額
    8VCXS
    8VCPT
    7,500円 ー
    8VCJSF ー 12,300円
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を50,000円としています。
  4. 自賠責
    2代目A3スポーツバックは自家用乗用車に該当しますので、自賠責の金額は10,775円となります。
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、ハイオク1Lあたり140円を前提条件として、基本情報で説明した型式ごとの使用燃料と想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    8VCXS
    8VCPT
    95,200円
    8VCJSF 134,600円

ー 任意保険料について ー

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年の2代目A3スポーツバックの型式別料率クラス※は以下のとおりとなります。

※料率クラスは1~17に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。
補償内容 料率クラス
8VCXS 8VCPT 8VCJSF
対人賠償責任保険 1 8 5
対物賠償責任保険 4 3 6
搭乗者傷害保険 9 7 7
車両保険 12 14 13

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

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2代目 8V系A3スポーツバックの中古車価格帯

2代目A3スポーツバックの型式別の中古車価格帯は以下のとおりです。

※2代目A3スポーツバックの新車価格は公式サイトをご参照ください。
なお8VCPT型A3スポーツバック、8VCJSF型A3スポーツバックは市場に流通する中古車が少ないため、それぞれ全年式をとおした中古車価格帯としています。
年式 中古車価格帯(車両価格)
8VCXS 8VCPT 8VCJSF
2013年 85〜170万円 100〜215万円 105〜235万円
2014年 80〜165万円
2015年 85〜195万円
2016年 120〜195万円
2017年 170〜300万円 ー ー
2018年 180〜315万円
2019年 230〜345万円
2020年 235〜355万円

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A3スポーツバックのライバル車

A3スポーツバックとよく比較されるライバル車としては、ベンツのAクラスやBMWの1シリーズ、フォルクスワーゲンのゴルフなどが挙げられます。

【型式別】ベンツ・Aクラスの維持費と中古車価格帯

2018年11月1日

【型式別】BMW・1シリーズの維持費と中古車価格帯

2018年11月7日

【型式別】フォルクスワーゲン・ゴルフの維持費と中古車価格帯

2018年6月23日

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