【型式別】ダイハツ・ムーヴキャンバスの維持費と中古車価格帯 | 車の維持費のことなら【コストメーター】

ムーヴキャンバスはダイハツが2016年から販売しているトールワゴンタイプの軽自動車です。

女性らしいデザインと、広々とした車内空間とスライドドアの採用による快適性を両立させたムーヴキャンバスは、近年親と同居する世帯の増加により家族間で自動車を共有する世帯が増えたことから、幅広い世代の女性が快適に使用できる車として開発されました。

登場にあたってのキャッチフレーズは「できるミニバス」で、1BOXライクな広い車内を持つボディデザインや快適な使用感を表現しています。

ムーブキャンバスのスライドドアを軽トールワゴンに採用したボディや独創的なデザインなどが新しいカタチの軽自動車を創出したと評価され、販売開始年の2016年には日本カー・オブ・ザ・イヤーのスモールモビリティ部門を受賞しています。

車名のキャンバスはアルファベット表記でCANBUS、英語で帆布を意味するCanvasと自動車を意味するBusを組み合わせた造語で、Can(なんでもできる)Bus(ミニバスのようなデザインの車)という意味が込められています。

なおムーヴキャンバスは販売開始から現在までフルモデルチェンジを行っていませんので、現在販売中の車両は初代モデルとなります。

以下ではムーヴキャンバスの型式や簡単なスペックなど基本情報を説明したあとで、型式ごとの維持費の目安、中古車価格帯を紹介していきます。

初代ムーヴキャンバス（2016-）

初代ムーヴキャンバスの型式はLA800S、LA810Sの2種類です。

それぞれの型式は以下のとおり駆動方式によって区分されています。

型式	駆動方式
LA800S	2WD
LA810S	4WD

初代ムーヴキャンバスのスペックは以下のとおりです。

LA800S

LA810S

初代ムーヴキャンバスの維持費^※は型式によって異なり、年間127,270～135,670円（月あたり約10,600～11,300円）が目安となります。

※自動車税＋重量税＋車検費用＋自賠責＋燃料代の合計額

維持費の算出根拠をみる

ー 維持費の算出根拠 ー
維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

自動車税
初代ムーヴキャンバスは軽自動車ですのですべて同じ課税クラス（〜660cc）です。
また初代ムーヴキャンバスはすべて2015年4月以降に販売されているため、環境負荷の関係で自動車税が50%増額され10,800円となります。
重量税
軽自動車の重量税は車両重量の大小にかかわらず同じ課税クラスとなります。
また初代ムーヴキャンバスはエコカーに認定されているため重量税が軽減され2,500円となります。
車検費用
車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を30,000円としています。
自賠責
初代ムーヴキャンバスは軽自動車ですので、自賠責の金額は10,570円となります。
燃料代
年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円を前提条件として、基本情報で説明した型式ごとの使用燃料と想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

型式燃料代

LA800S 73,400円

LA810S 81,800円

型式	燃料代
LA800S	73,400円
LA810S	81,800円

ー 任意保険料について ー
任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年の初代ムーブキャンバスの型式別料率クラス^※は以下のとおりとなります。

※料率クラスは1～3に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

複数の保険会社の保険料を比較したい場合は無料の一括見積もりサービスを活用しましょう。

初代ムーブキャンバスの型式別の中古車価格帯は以下のとおりです。

※初代ムーブキャンバスの新車価格は公式サイトをご参照ください。