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コンパスはクライスラー・ジープが2012年から販売しているコンパクトタイプのクロスオーバーSUVです。

コンパスはジープのエントリーモデルとして開発された小型のクロスオーバーSUVです。

ジープ本来の無骨さや本格的な悪路走破性などのイメージとは一線を画し、コンパスは主に街乗りを想定したスタイリッシュなデザインが特徴的なモデルとなります。

そのため4WDとは別に2WD(FF)のグレードも販売されており、用途に合わせて駆動方式を選択できることもひとつのメリットといえるでしょう。

なおコンパスは2017年にフルモデルチェンジを行っており、現在販売されている車両は2代目モデルとなります。

以下ではコンパスの型式やグレード、簡単なスペックなど基本情報を説明したあとで、型式ごとの維持費の目安、中古車価格帯を紹介していきます。

初代 MK系コンパス(2012-2017)

初代 MK系コンパスの基本情報

初代コンパスは2012年に登場し、型式に共通する頭文字から通称MK系と呼ばれています。

初代 MK系コンパスの型式

初代コンパスの型式はMK49、MK4924の2種類です。

それぞれの型式は以下のとおり排気量や駆動方式によって区分されています。

型式 排気量 駆動方式
MK49 2000cc 2WD
MK4924 2400cc 4WD

初代 MK系コンパスのグレード

初代コンパスの主なグレード構成は以下のとおりです。

グレード MK49 MK4924
標準 スポーツ
上級 リミテッド

初代 MK系コンパスのスペック

初代コンパスのスペックは以下のとおりです。

項目 型式
MK49 MK4924
エンジン ガソリン
排気量 2000cc 2400cc
駆動方式 2WD 4WD
ターボ
使用燃料 レギュラー
車両重量 1440〜1460kg 1540〜1550kg
想定実燃費 8.2km/L 8.3km/L

初代 MK系コンパスの維持費の目安

MK49

MK4924

 
初代コンパスの維持費は型式によって異なり、年間271,075~278,775円(月あたり約22,600~23,200円)が目安となります。

  • MK49型コンパス
    →271,075円/年(約22,600円/月)
  • MK4924型コンパス
    →278,775円/年(約23,200円/月)
自動車税+重量税+車検費用+自賠責+燃料代の合計額

維持費の算出根拠

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

  1. 自動車税
    自動車税は排気量によって異なります。
    MK49型コンパスは1500〜2000cc、MK4924型コンパスは2000〜2500ccの課税クラスに該当します。

    型式 税額
    MK49 39,500円
    MK4924 45,000円
  2. 重量税
    重量税は車両重量によって異なります。
    MK49型コンパスは1000〜1500kgの課税クラス、MK4924型コンパスは1500〜2000kgの課税クラスに該当します。

    型式 税額
    MK49 12,300円
    MK4924 16,400円
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を50,000円としています。
  4. 自賠責
    初代コンパスは自家用乗用車に該当しますので、自賠責の金額は10,775円となります。
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円を前提条件として、基本情報で説明した型式ごとの使用燃料と想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    MK49 158,500円
    MK4924 156,600円

任意保険料について

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年の初代コンパスの型式別料率クラスは以下のとおりとなります。

料率クラスは1~17に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。
補償内容 料率クラス
MK49 MK4924
対人賠償責任保険 11 7
対物賠償責任保険 9 9
搭乗者傷害保険 7 11
車両保険 12 12

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

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初代 MK系コンパスの中古車価格帯

初代コンパスの型式別の中古車価格帯は以下のとおりです。

初代コンパスは市場に流通する中古車が少ないため、それぞれ全年式をとおした中古車価格帯としています。
年式 中古車価格帯(車両価格)
MK49 MK4924
2012年

2017年
70〜205万円 100〜285万円

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2代目 M6系コンパス(2017-)

2代目 M6系コンパスの基本情報

2代目コンパスは2017年に登場し、型式に使用されている頭文字から通称M6系と呼ばれています。

2代目 M6系コンパスの型式

2代目コンパスの型式はM624型のみです。

2代目 M6系コンパスのグレード

2代目コンパスの主なグレード構成は以下のとおりです。

グレード M624
廉価 スポーツ
標準 ロンジチュード
上級 リミテッド

2代目 M6系コンパスのスペック

2代目コンパスのスペックは以下のとおりです。

項目 型式
M624
エンジン ガソリン
排気量 2400cc
駆動方式 2WD or 4WD
ターボ
使用燃料 レギュラー
車両重量 1490〜1630kg
想定実燃費 8.7km/L

2代目 M6系コンパスの維持費の目安

M624

 
2代目コンパスの維持費は年間265,975円(月あたり約22,200円)が目安となります。

自動車税+重量税+車検費用+自賠責+燃料代の合計額

維持費の算出根拠

維持費はすべて1年間の費用として算出しています。
また重量税と自賠責の支払いは車検と同時に行いますので、重量税、車検費用、自賠責は2年に1回の車検の際に発生する費用を1年分に按分した金額になります。

  1. 自動車税
    自動車税は排気量によって異なりますが、M624型コンパスは2000〜2500ccの課税クラスに該当します。
    また自動車税制改正により2019年10月1日以降に新車登録された2代目コンパスの自動車税は減額されるため、維持費は新税額をもとに算出しています。(2019年9月30日以前に新車登録された2代目コンパスには旧税額が適用されます。)

    型式 新税額(2019/10/1以降) 旧税額
    M624 43,500円 45,000円
  2. 重量税
    重量税は車両重量によって異なります。
    M624型コンパスはグレードにより1000〜1500kgと1500〜2000kgの課税クラスが混在していますが、維持費は1500kg以下のグレードをもとに算出しています。

    型式 税額
    M624 1500kg以下:12,300円
    1500kg超:16,400円
  3. 車検費用
    車検代行料金、一般消耗品の交換費用などを含め車検費用を50,000円としています。
  4. 自賠責
    2代目コンパスは自家用乗用車に該当しますので、自賠責の金額は10,775円となります。
  5. 燃料代
    年間10,000km走行、レギュラー1Lあたり130円を前提条件として、基本情報で説明した型式ごとの使用燃料と想定実燃費をもとに燃料代を算出しています。

    型式 燃料代
    M624 149,400円

任意保険料について

任意保険料は加入者の年齢やフリート等級などによって大きく変動するため維持費の目安から外しています。

ご参考までに、任意保険料は型式ごとの保険支払状況に基づいて毎年料率クラスを算出しており、損害保険料率算出機構の定める2021年の2代目コンパスの型式別料率クラスは以下のとおりとなります。

料率クラスは1~17に区分され、数字が小さければ保険料が安く、大きければ保険料が高くなります。
補償内容 料率クラス
M624
対人賠償責任保険 5
対物賠償責任保険 3
搭乗者傷害保険 7
車両保険 11

ほとんどの保険会社がこの料率クラスをもとに保険料を決定していますが、具体的な算出方法は各社に委ねられているため会社によって保険料は異なります。

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2代目 M6系コンパスの中古車価格帯

2代目コンパス(M624型)の中古車価格帯は以下のとおりです。

2代目コンパスの新車価格は公式サイトをご参照ください。
年式 中古車価格帯(車両価格)
M624
2017年 240〜355万円
2018年 240〜365万円
2019年 260〜370万円
2020年 280〜430万円

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コンパスのライバル車

コンパスとよく比較されるライバル車としては、マツダのCX-5や日産のエクストレイルなどが挙げられます。

【型式別】マツダ・CX-5の維持費と中古車価格帯

2018年5月23日

【型式別】日産・エクストレイルの維持費と中古車価格帯

2018年5月9日

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